35.円陣 ページ36
※家は現在のひとつ前のてつやの家兼スタジオの設定です
りょうside
公園での撮影を終えててつやの家に戻る
今から他のメンバーも合流して撮影。
内容盛りだくさんだし全員揃うし
終わったらみんなでまんぷく屋かな〜
なんて呑気なことを考えていたのもつかの間
「あれ？Aは？」
撮影の準備は整っているのにAの姿がない
虫「それが今はじめんと電話してて」
「はじめしゃちょーがAに何の用なのさ」
ゆ「さぁねー…
ほんとAはモテて困っちゃうね」
ゆめまるがそう言うと、
と「今に始まったことじゃねーけどな」
と、キッチンからとしみつが応える
てつやはというと、相変わらずAのことで進展はないようで
会話には入らず眉間にしわを寄せていた
すると、しばゆーがコソコソと俺の方までやってきた
し「あのさぁ、確認なんだけど
てつやととしみつとりょうくんがAを好きなんでしょ？」
「何言い出すのかと思った。まぁそうだね」
し「でもAは全く気付いてないんだよね」
「鈍感だからね、あの子」
虫「そのことなんだけどさぁ」
し「びっくりした！！！」
虫「僕がAの口からてつやのこと好きって聞いた日あったじゃん
あのーみんなで飲み会した日。
そんときあんたら両想いですよってチクっちゃったんだよね」
ゆ「え、Aに！？」
と「余計なことすんなよ！！」
「待ってよ、でもそれ聞いてAは信じなかったんでしょ？
あの子全然自分に自信ないし、ほんと鈍感だし」
し「めっちゃ鈍感なの強調するやん…」
「としみつ、俺らにもまだ勝算はある。
Aの性格からすると自分から告白はしないだろうし
両想いなのも全然信じてないよ」
と「結局いつも通りってことか」
ゆ「でも最近2人ともアプローチすごくない？
てつやに協力するのいつの間にやめたの？」
と「だって意味わからんやん、俺も好きなのに」
し「か…かっけぇ…」
ふと、
てつや以外の男子で固まってコソコソやってんの
かなり不恰好かも。
なんて思って、辺りを見渡す
すると丸くなった俺らを
Aとてつやがポカーンとアホ面のまま見つめていた
虫「2人とも、いたの」
て「いたのっていうか、最初からいたけど…」
『丸くなって何してたん？』
て「さぁ…なんも聞こえんかった」
『リーダー仲間はずれにするの可哀想よ』
話は聞かれてないみたい、よかった
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ハル(プロフ) - りんごパイさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月28日 17時) (
レス) id: 7177ba363e (このIDを非表示/違反報告)
りんごパイ - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年1月26日 5時) (レス) id: 4e652dc6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年1月12日 16時
