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「 なんか もぞもぞやってんな〜 ?
全部見えてるぞ〜 」
朝一番に聞くスンさんの声、すき..
布団の中でにやにやしながら
何されるのかな、と待ち受ける。
すると、布団の上からがっつり脇腹をつかまれ
つい盛大に笑い声が出てしまった。
くすぐり続けるスンさん。
布団から顔を出すと、
ぴょんと寝癖をつけてにやにやしている
素敵なお兄さんが。
わたしのほっぺをもみくちゃにする。
「 ひっかかったな!
これは罠です 」
ほっぺは、むぎゅっと両手で挟まれたままだ。
「 誰がおれのパジャマをぐちゃぐちゃにするのかと思ったら、、
やっぱりお前か〜〜! 」
またほっぺをもみくちゃにされて、
幸せでいっぱいになる。
朝から大サービスだ、、
もっともみくちゃにしてください、、
「 はい、畳んでください。
ご飯ができてますよ 」
「 は〜い 」
と、言いながらもベッドから起き上がって
スンさんをぎゅっと抱きしめる。
大きな手がわたしの頭をなでなで。
すんすんと髪の匂いを嗅ぐ音。
「 ...スンさんだって嗅いでるじゃ〜ん 」
「 も〜!これじゃ何も進まないよ〜 」
困ったようにけらけら笑うスンさん。
かわいい。
スンさんを困らせることは
わたしの幸せの1つであったりします。
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作者名:は | 作成日時:2020年10月16日 1時