韓国人彼氏のスンさん (ページ4)

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それを見られていたことに、

恥ずかしさで、にやにやが止まらない。

わああと言ってスンさんのお尻でパン生地捏ねをする。

そんな自分の声は、面白いくらい掠れていた。

幸せいっぱい、ストレス皆無、安心安全のためのおまじないだと、

どうかわかってほしい。

「口にされたとき、鼻息止まらなかったなあ、笑っちゃって、

ふん、ふん、って。」

その時の再現をする彼。

恥ずかしさと面白さで笑いが止まらない。

コンプレックスの引き笑いは、

スンさんの前だからこそ出てもいいや、って思うもの。

「ありがとうね、ゆずちゃん。」

彼は、ぶちゅうとおでこに熱烈なキッスを。

それから、右頬、左頬、鼻に3回。

「あ、3回なんだっけ」

「ううん、何回でもいいよ

スンさんだいすき」

大きな身体にに合わない少年みたいな顔を、

じっと見つめる。

ちゃんと照れ屋さんな彼は、

嬉しそうに顔を隠してから

やだ～なんて言って、笑って

私を布団でぐるぐる巻きにして転がして、ベッドから落とした。

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