瀬戸口夏樹&瀬戸口優-新婚生活-�� ページ1
「ぎゃー！失敗した〜‼」
ただ今、9時30分。
家中に、私の悲鳴がこだました。
なぜなら、新品で真っ黒の私の服と、
優の白いポロシャツを一緒に洗って、
優のポロシャツを真っ黒にしてしまったから。
……瀬戸口 夏樹、27歳。家事が全くできません！
叫び声を聞き付けた優がﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯと
階段をかけ降りてくる音が聞こえる。
「夏樹!?何があった!?」
「あ、ゆ、優…いや、これが、ね？」
恐る恐るポロシャツを優に見せる。
「お、おい…。今月何回目だよ…。」
ヤバい！ドン引きされてる！
ちょっと！私何してんの！
まさか離婚言い渡されたりしないよね!?
マジ、結婚生活３ヶ月目で離婚とか…
奥さん失格にも程があるよ!!
「ご、ごめん！ほら、このとーり！」
両掌を合わせ、優を拝むようにする。
「はぁ、ったく、次から気をつけろよ?」
と言って、笑いかけてくれる優は本当に優しくて、絵にかいたようないい夫だと思う。
「じゃ、会社行くけど、家事頑張れよ？」
「う、うん！おいしいご飯作って待ってるね！
いってらっしゃーい！」
ホントは情けなくて泣きたい気分だったけど、なんとか笑顔を取り繕って、優を見送った。
さて、次は洗濯物干さなきゃ！……無事終わらせられるかな？
「やっと終わったー！」
時刻は10時30分。
やっと全ての洗濯物を干し終えました！
でも、かかった時間は一時間。
きっと優が干したら10分もかからないんだろう。
「私、奥さん失敗かなぁ…」
そのあと、私は暗い気持ちで家事を終わらせて、
優の帰りを待った。……遅すぎる。いつもは大体、8時半頃には帰ってくる。
なのに、今日は9時半を過ぎても帰ってこない。
一度、優に電話してみようと思い、スマホを手に取った瞬間。
固定電話が鳴った。
「もしもし。」
「そちらは、瀬戸口 優様のご自宅でしょうか？」
え…誰？
「そうですが、あなたは…。」
「こちらは、白石総合病院です。
瀬戸口様は先程、自動車と接触し、こちらに救急搬送されました。」
え、え、嘘！ゆ、優が!?
私が病院に駆けつけると、優がベッドの上で、上半身を起こしていた。
表情は暗く、目は虚ろだった。
優のこんな顔は見たことなくて、胸がぎゅっと苦しくなる。
「優！大丈夫！?」
「夏樹、心配かけてごめん…。」
「そんなのいいの！ケガは!?」
「右腕骨折、左足捻挫。ケガはたいしたことない。
でも、会社の大事な書類、盗まれたみたいで…事故のときに。」
えええっ！それ、企業秘密バレちゃう、ヤバいやつなんじゃ!?
ラッキーアイテム、食べ物
白衣
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凛 - 続きが早く見たい！楽しみにしてます！無理はせずに、更新していただけると嬉しいです(*^ω^*) (2019年2月24日 17時) (
レス) id: 4ec9130379 (このIDを非表示/違反報告)
monamie(プロフ) - 夢華さん» コメントありがとうございます！更新遅くなってすみません(泣)これからもちょくちょく更新していくので、読んでいただけると嬉しいです！！ (2018年10月31日 0時) (レス) id: 56daecd428 (このIDを非表示/違反報告)
夢華(プロフ) - 続き、気になるー！更新、頑張って下さい！ (2018年10月29日 18時) (レス) id: 097c788ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mon aine、monamie | 作成日時：2018年4月22日 12時
