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「そうかいそうかい。子供の成長は早いねぇ。しかもちゃんとスリザリンに選ばれたんだね。」
『はい。帽子はレイブンクローと迷っていたようでしたが。』
「ふんっ。ブラック家の人間がスリザリンじゃないなんてありえないさ。あいつのことがあったから、少し心配だったが。
まあ本当によかったね、スリザリンで。」
あいつとは。
『ばあ様、あいつというのは？』
「あいつはあいつさ。それはともかく、マグル生まれとは仲良くしてないだろうね。」
・・・。
ちらっとハーマイオニーの顔が思い出される。ハーマイオニーはマグル生まれ。このことを言っていいものか・・・。
『・・・もちろんです。』
「ならいいんだ。いいかい。マグルも、マグル生まれも、純血主義を否定する奴らも、みんな敵さ。絶対に忘れるんじゃないよ。」
『・・・はい、ばあ様。』
・・・純血主義、か。
「あぁそうだ。ついでに、掃除をしておいてくれるかい？こんな汚い部屋に置いとかれたんじゃ、病気になってしまうよ。」
『あはは、やだなぁ。ばあ様は絵なんですから、病気になんてなりませんよ。』
「ふんっ、お前は身長じゃなくて口が成長したんだね。さっさと掃除をしなさい。」
『はーい。』
ばあ様と話し終えて、僕は手持ち無沙汰になった。
当主としての仕事を果たすため書斎に向かい椅子に腰掛けたが、どうもめんどくさいと思ってしまう僕がいる。
とは言っても、仕事なんて書類にサインをしたり、手紙の返信を書いたりするぐらいなんだけど。
まあ悪い大人というのはいるもので、僕が字が読めないガキだとでも思っているのか、書類にこちらが不利になるような1文がつけられていたりする。だから安易にサインをできない。
本当にめんどくさい。
・・・まぁ今日ぐらいはさぼってもいいよね。疲れたし。手紙を取りに行くのもしんどいし。
うん、そうしよう。体を壊してしまっては元も子もないもんね。
よーし、今日一日、僕は自由だ！
自由、自由、自由・・・
・・・することがない。あれ？僕って一人の時何をして遊んでたんだっけ。何をして気を紛らわせていたんだっけ。
ずっとみんなといすぎて、一人でいるときの感覚を忘れてしまった。
まずいな・・・
急に静けさが不気味に思えてきた。自分が音を立てなければなんの音もしない。
何とかして気を紛らわせたい。
・・・よし、決めた。とりあえずここにある本全部読もう。
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私は�� - わー！！嬉しいです、ありがとうございます！ (2022年12月22日 16時) (
レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 好きです (2022年12月20日 18時) (レス) @page31 id: f311cd81c1 (このIDを非表示/違反報告)
私は�� - ログ（以下略）。ありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！ (2022年11月18日 23時) (レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
樹里 - すごく面白いです更新頑張ってください (2022年11月17日 22時) (レス) @page8 id: 9ada6708fb (このIDを非表示/違反報告)
私は�� - ログインしておりませんが作者です。ありがとうございます！励みになります！うーん、悩みますね。たぶんならないかと思われます。大親友ってとこですかね。 (2022年11月16日 22時) (レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：私は�� | 作成日時：2022年11月11日 22時
