ハケンと正社員・時々課長 (ページ36)

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◆楯突いたページ36

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俺がAさんにキスしたとこ見られてたのは誤算

課長がAさんに無茶苦茶な告白して抱きしめたのは計算の上で

でも、まさかこのタイミングで言い合うとはお互い思っていなかったとか思う

「…休憩が終わるので失礼します」

翔「待てよ…二宮くんはあくまで派遣社員だ。あと1ヶ月ちょっとで契約が終わる。どうせ、Aさんとの交際も終わるんだろ？今だけの期間限定なんだろ？」

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俺はそんな器の小さい男じゃない

いくら俺が派遣社員だからと言って、この会社からいなくなってAさんと別れるなんてあり得ない

「は？バカなの？契約更新することはねーけど、この会社からいなくなってもAさんと別れることはねーよ」

A「///」

翔「あ、そう。ま、せいぜい嫌われない程度に頑張れば？あと、口の聞き方に注意しろ」

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ここまで上司に楯突いたことはない

多少の程度ならあったけど、仕事以外のことに関しては今回が初めて

本当に派遣社員で良かったと思う

これが正社員だったらすぐにクビだ！って言われる

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A「二宮くん、かっこよかったよ」

「…なんかあったら言え。俺ならどうとでもなる」

A「ありがとう」