ハケンと正社員・時々課長 (ページ33)

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◆マグロの解体ショーページ33

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大量に釣ったマグロを持ち帰ってきて、地下の冷凍庫に保存しておく

このマグロは近々使うらしい

エレベーターで総務課に戻って来た瞬間

課長とAさんが抱き合ってるとこを見てしまった

やっぱり、課長はAさんのこと好きだったんだ

なんで俺よりも早く伝えなかったの？

そんなこと言えず、さっさと戻る

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「戻りました」

雅「おかえりー！何釣ったの？」

「マグロです」

雅「マグロ！？いいなー、捌いたのないの？」

智「いっぱいあるし、せっかくだからみんなで食べるのもいいよね！」

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というわけで、冷凍庫からマグロを出して

食堂の厨房をお借りして捌くことになった

「俺が捌くとは言ってませんが」

智「硬いこと言わないの。漁師の元で働いてたんなら捌くこともできるんだろ？」

「できますよ。やればいいんですよね？」

智「では、マグロの解体ショーを始めまーす」

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会社内でマグロの解体ショーなんて初耳だわ

手慣れた手つきでマグロを捌いていく

雅「うっわー、美味そう」

忠「丼にしたらめっちゃ食えそう」

雅「え？」

忠「あ、いや、」

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それぞれ部位でみんなに渡していく

大トロ、中トロ、赤身、中落ち

忠「丼にしたらもっと美味いのに」←