44話 ページ44
〜それからいろいろあって放課後〜
「鈴宮先生もうそろそろ終わりにして大丈夫ですよ」
『あれもうそんな時間ですか?時間が立つの早いですね』
「今日は帰ってゆっくり休んで下さい。俺もこれ終わったら帰りますから」
『私手伝いますよ。二人でやれば早く終わります』
「守、鈴宮先生終わった?」
「今終わった所」
「おっじゃあ帰るか。鈴宮先生は、何で通勤してるんですか」
『私は、歩きですね』
「俺達も歩きなんです!途中まで帰りましょう」
『(あれは)すみません迎え来ているみたいで。これで失礼します』
「あっ行っちゃった。誰だろ彼氏かな?」
「そうだろな」
「可愛いから彼氏いるよな」
「いや。もしかしたら姉弟とかかもしれない」
「お前ポジティブだな。ほら今日飲みに行くんだろ?奢ってやるから飲もうぜ」
「じゃあ、あいつも呼ぶか。確か今日は、休みで家にいたよな」
「もしもし。隼人?今から飲みに行くんだけど来るか?」
「それじゃいつもの所で待ってるから」
「来るって」
「それじゃ先に飲んでようぜ」
「悪い遅れた。ってもう飲んでるのか」
「お前が来るのか遅いんだろ」
「聞けよ隼人。今日新しい先生が来てその人がちょー美人なんだよ」
「へぇ。どんな人なんだ?」
「ちょっと待ってろ写真撮ったから」
「ちょっと待って西村いつ撮ったんだ!?」
「いつでもいいだろ」
「見てみろ彼女が鈴宮A先生だ」
「...」
「どうした?美人過ぎて言葉も出ないか」
「彼女本当に鈴宮Aって言うのか?」
「そうだけど。どうした?」
「いや。ただ似てる人を見た事があって」
「お前が前言ってた急にいなくなった人か」
「ああ。ちょうど高校の時だったあいつがいなくなったのは。けど、人違いかもな。それに、名字も違う」
「会った時に隼人の事聞いて見るよ」
「いや。いいよただ似てるだけだと思うから」
「お前な、そういう所が悪い所だぞ」
「だったら、お前が働いている居酒屋で今度歓迎会をする予定だ。だから自分自身で確かめろ。」
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作者名:らんちゃん | 作成日時:2021年1月24日 8時