今日:17 hit、昨日:4 hit、合計:2,395 hit
小|中|大
37話 ページ37
「車を病院に回しなさい。あんな女でも人質くらいにはなるでしょう」
『行かせないわよ!』
バン!!
「く、車の自由が利きません!」
「何!?どこからだ(ありえん動いてる車に的確に当てるだと。何処のどいつだ)」
その時
「ぐっぐああああ!」
当馬の肩に土方が撃った銃弾が命中した
「き、貴様アア!?ふ、振り落とせ!何をやってる早く撃ち殺せ!!」
その一声の次の瞬間。
とうとう、拳銃が飛び出した。
慌てて振り返った土方の瞳に映ったのは、
銃を構えるおっさんではなく、憎たらしい銀髪バカだった。
「てめェ!!」
目を見開く土方に、投げ付けられたひと袋。
「安心しな。せんべえ買いに来ただけさ」
「それにどこかの誰かさんがAの事連れ回している見たいだからな。連れ帰りに来ただけだ」
「過保護かてめェは!」
「それにこれはてめーらで届けてやりな」
土方は暴れ回る車体にしがみつきつつ、その言葉に促され後ろに目を移した。そこに立っていたのは、背にした総悟。
静かに、一人佇んでいた。
銃弾をタイヤへと突っ込んだ。
瞬間
車体は自由が効かなくなり大半した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らんちゃん | 作成日時:2021年1月24日 8時