デート編 ページ15
ツキカ視点
次の日っ。
私は精一杯のおしゃれをしてリビングに向かった。
ツキカ『こ、こんな感じで…、良いですか…』
寂雷「似合っているよ。さあ、行きましょうか」
そう言って笑った先生は黒いコート(?)の中に灰色のシャツを着て、コートより濃い黒色のズボンを着ていた。
ツキカ『美しい………………………あ』
寂雷「漏れてますよ、心の声」
私は照れる。
ツキカ『は、早く車乗りましょう‼』
寂雷「そうだね。じゃあ、荷物はそれだけで良いかな?」
こくりと頷き、先生の家から出た。
車に乗って、さあ出発!
先生は水族館に向かって車を走らせた。
in車…
私は先生の方を見た。
先生は私の視線に気づいて、「どうしたんだい」と聞いた。
ツキカ『あ、あの、先生…。私、水族館行った事無いんですよね…。水族館って、どんなところなんですか?』
寂雷「…うーん…、取り敢えずざっくり言うと、“海の生き物が展示されているところ”、かな」
ツキカ『じゃあ、“いるか”とかいるんですか!私、一度見てみたいと思ってたんです』
寂雷「いるよ。イルカショーとかもやってるね」
ツキカ『イルカショー、ですか!楽しそうです!』
私は満面の笑みを浮かべた。
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