こっからしばらく回想！多分ギャグは死んだから心して見るように！！�� ページ46
『もう、しっかりしてよね！私が安心して背中預けられるのスコッチしかいないんだから！』
眩しい笑顔でそう言われるようになったのは、俺が組織に潜入して何ヵ月か経った頃だった。
潜入したばかりの頃は、きっとこの子もジン達と同じような子なんだろうと警戒していた。
だけど一緒に行動していく内に、だんだんとそれが馬鹿らしくなった。
何をそこまで警戒する必要があったんだと。
言い方はキツイけど、俺を心配してくれてるんだろうということは痛いほど分かる。
そんな彼女に惹かれたのも、いつの間にか心を許してたのも、不思議と心地よかった。
････だけど、恋は盲目っていうのは本当らしい。どうして俺は忘れてたんだ？
.
『“諸伏景光”･･･スコッチは組織に潜入してた公安だったんだね』
俺とミスティは敵だってことを。
.
.
「なん、で」
『ごめんね。雑魚･･･じゃなくて部下が話しててさ･･･「スコッチはNOCじゃないのか」って。まぁあいつらは冗談で言ったんだろうけど、どうしてか気になっちゃって調べたんだよね』
今、雑魚って言った･･･？？
それより、どうしてバレてしまったのか。
よりにもよって、お前に。
知られたくなかった。
もっと隣に居たかった。
どうして、どうしてどうして･･･！！
『そんな顔しないで。大丈夫、誰にも言わないよ。もちろんジン達にも。ジンの所に行ってくるね。スコッチはバーボンと組むように、って頼みにいくから』
そう言って踵を返すミスティの腕を咄嗟に掴んだ。
彼女も驚いたように固まった。
･･･どうして、俺はこんな･･･。
分からない。分からないはずなのに
「俺は！！･･･ミスティと仕事したいと思ってる」
『･･･え？ま、マジで言ってる？』
「言ってる。ミスティじゃなきゃ嫌だっていうかさ、なんていうか、その」
自分で言ってといて顔が熱くなる。
恥ずかしいけど、それよりミスティと居れなくなる方が嫌だって
そう、思った。
「(好き、好きだ)」
俺達は組織を壊滅させなきゃいけない。ミスティのことも捕まえなきゃならない。
それは嫌というほど分かってるけど、それでも俺はミスティと居たい。
「背中預けられるの俺だけなんだろ？俺だってそうだ！だから、だから･･･」
『･･･っふふ･･･何でスコッチがそんな顔すんの』
「え･･･」
ミスティは泣きそうな顔ではにかんだ。
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みかづち(プロフ) - そう言っていただけて嬉しいです！！ジンとはお互い実力は認めてるけど毛嫌いしている感じですかね･･･肉体関係に関しては、バーボンとは付き合ってたのでなきにしもあらず(笑)という感じです！ (2019年5月7日 22時) (
レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - この夢小説気に入りました。元黒の組織メンバーでジンと関係性はある設定ですか？肉体関係的な事など？映画版のストーリーを入れていた所が好きです。 (2019年5月7日 21時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます^^更新頑張ります！ (2019年1月27日 22時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - すごく面白いです！続き楽しみにしてます！！ (2019年1月26日 23時) (レス) id: 35f32e9416 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - るるさん» そう言っていただいてとても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2019年1月24日 18時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2019年1月14日 22時
