なみだぼくろとオオカミ。（黄） (ページ8)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:376,049 hit

８ページ8

・

・

貴『…めずらしい』

錦戸『…おん』

・

・

帰り道。

珍しくなみだぼくろが帰ってる。

・

貴『今日は女の子のところに行かないんだ。』

錦戸『…どっちでもえーやろ』

貴『…まぁ、そうだけどさ。

気になったの。』

錦戸『…じゃあ気にせんでえーから。

うっとうしい。』

貴『…あ、そ。』

・

・

むかつくむかつく！！

さすがに今のはグサッときた。

ほんと、やだ。

・

・

貴『…女の子もかわいそうだなぁ…(ボソっ』

錦戸『あ？なんで？』

貴『…聞こえてたんだ。』

錦戸『えーからはよ言えよ』

貴『だから、

遊ばれてる女の子がかわいそうってこと！』

・

・

すると前を歩いていたオオカミが振り返る。

・

・

・

錦戸『…遊びたくて遊んどるわけちゃうし』

・

・

オオカミはその一言を吐いて、

また、歩き出した。

・

・

さみしそうな背中で、

さみしそうな雰囲気だして

・

・

・

錦戸『…もう俺に構うな。』

・

・

と、小さくつぶやいた。

・

・

----------------------------------------

お気に入り登録されてる方、初めての方！

いっつもいっつもさーせん…泣

評価というかお星さまというか…

とにかく評価おねがいします！！汗

流空