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其の声とほぼ同時に，理想男が放った鉄線銃が私の右斜め前の壁に当たり＿＿＿＿
跳ね返ってきた鉤針が私の右腕に巻き付いた。
避けた積りだったのに，右腕だけ動かなかった。
(クッソ…
折れてるの忘れてた…)
ん？
オレテル…？？
あ
「ぐあッ…!」
痛い。
鉄線が，容赦なく私の折れている右腕に喰い込んでくる。
理想男は私の反応に少し驚いたみたいな顔をしている。
「怪我人にはッッ… 優しくしろよなァァ?!」
私は叫び乍ら，左手で理想男に向かって伸びている鉄線を掴み，思いっ切り引っ張った。
理想男の手から，鉄線銃がすっぽ抜けた。
私は其の儘走り続ける＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
数分後。
(撒けた…か？)
私は壁に背を預け，其の儘ズルズルと座り込んだ。
今は一応誰の気配もしない。もう大丈夫だろう。
私は腕に巻き付いていた鉄線を解いた。
因みに銃の部分は，路地を曲がる時に引き千切った。
私が今居るのは，かなり狭めの路地。
此処もまた，ごみ溜めみたいになっている。
私がここに来た理由は幾つかあるけれど，先ず第一に，鏡があるからだ。
それなりに割れてるけど，一応見れる鏡が。
其れに此のごみ溜めなら木なり鉄板なりあるだろうから，折れている腕も何とかなる筈だ。
一先ずパーカーを脱いでセーラー服の袖を捲り，右腕を露出させる。
……。
よく判らないけど，気持ち悪い。
結構腫れてて色も可笑しいし，傷塗れだ。
(ゲェ…
まァ仕方ないか)
私はそこそこ丈夫そうで細めの棒？ を上腕も前腕も折れてそうだったから2本取って，包帯で腕に固定した。
やり方が合っているかは知らないけど，動かなければ大丈夫だろう。
脚は…多分どっかイカれてるけど，イマイチ何処か判らないから放置!!
よって残るは……
顔かァ……。
厭だなァ
見たくないなァ……。
如何しよう。 グッチャグチャだったら。
いやいやいやいや。
何考えてんだ。
顔見るために態々此処迄来たんだろ？
私はガバッと勢いよく鏡を覗き込んだ＿＿＿＿＿＿＿＿。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
どうも！
再びの駄作者登場です！ www
いやあああ。
話全ッ然進みませんねｗ
テンポが遅すぎて読みにくいし，読んでたらムカついてきますねｗ
すいません…。
もう少しテンポよく書けるよう頑張ります！
これからもよろしくお願いします(__)
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SEA(プロフ) - 結和さん» コメントありがとうございます。なるほど（笑）確かにそうですね。更新もうしばらくお待ちください…… (9月20日 19時) (
レス) id: 40e007873e (このIDを非表示/違反報告)
結和 - 早く死にたいんだったらさぁ、わ！た！し！は！死にたいのぉぉぉぉぉぉぉ！！って叫んだらええやん。。。って思ってしまった。 この作品好きです (9月19日 7時) (レス) @page41 id: a19816eba0 (このIDを非表示/違反報告)
SEA(プロフ) - 中野翔子さん» コメントありがとうございます。私にはもったいないお言葉，ありがとうございます。すごく嬉しいです♪ (2022年11月19日 16時) (レス) @page39 id: 40e007873e (このIDを非表示/違反報告)
中野翔子 - すごい！面白いです！ (2022年11月12日 21時) (レス) @page38 id: 27a6582a0d (このIDを非表示/違反報告)
SEA(プロフ) - りんるさん» コメントありがとうございます。待ってくださっている方がいると思うと，すごく嬉しいです！ ありがとうございます。頑張ります！ (2022年9月3日 10時) (レス) id: 40e007873e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEA | 作成日時：2022年6月11日 23時
