芥川の姉はまさかの異能力二つ持ち！？

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貴女side





貴「なら……私が悲しみます。



　 何があったかは知らないし、聞きません。



　 ですが！一人にはさせない。




　 私が貴方の進むべき道を照らす




　 光と成りましょう。





　 だから、どうか生を命を諦めないで！







　 ”異能力 響く願い”!!!!」






風が吹き、傘が飛ばされる





私が歌うのは愛と光とほんの少しの哀しみの歌






どうか彼の冷えきり傷付いた心に





闇しか写していない瞳に






安らかな癒しを






彼が道を歩けるような光が届きますように






私は囁く様に歌を、音を紡いだ






歌い終わると彼は瞳から一筋の雫をこぼしながら






気を失っていた








いつの間にか雨は止み、空には星が瞬いていた









貴「あら、箒星…………どうか家族と仲間に





幸あらんことを」

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