すれ違い【探偵チームkz事件ノート】2

story 47 ページ2

前回の続きからです







　上「実はな、アーヤは記憶を失っている。しかも、俺らのだけ」

　若「本当か！なら、もう会うことは無いだろうしお互に良かった！」

　伊「うんうん！」




　こいつらは何も感じないのか……



　俺らがあいつの記憶を消したことに……


　俺らの記憶だけがないことに……







　上「ここからが本題だ、俺と黒木はアーヤの記憶を取り戻そうと思う。」

若「はぁ？！なんでだよ！？今、WinWinの関係になのに戻すんだよ！？美波だってまた虐められる
　 かもしれないんだぞ！？」

伊「えっ？(ﾌﾙﾌﾙ





　若武も伊藤も予想通り怒ってくる。



　上「大丈夫だ。伊藤が虐められることなんてない。今まで”も"これからもな。」

　若「はぁ？お前何言ってるんだ？あいつは虐めてただろ？」


　上「いや、本当はいじめてなんか居ない。あれは、全部伊藤とその仲間の演技だよ。」ﾌｯw

　若「はぁ？！お前、美波を悪く言うのか！？」





　上「あぁ。今言っただろ。1回でちゃんと理解しろよ。」(呆)

　若「あぁ！！(怒) いくらお前でも、美波のことを悪く言うのは許さねぇよ？！」



　上「やれるものならやってみろよ」w



　ほんとに短気だな。


　若「あぁぁぁ(怒)」

　黒「ストップ。上杉からかいすぎだ。」





　若武が悪いだろ。ﾊｧ



　若「てか、小塚もなんか言えよ！」

　皆が小塚を見る。



　小塚は皆の視線を感じたのかゆっくり顔を上げるとひとつ呟いた。








　小「僕は上杉くんたちを信じるよ。」











　若「はぁぁぁ？！」

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