Sugar Girl 2

砂糖６５ｇ ページ26

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



椋木「それじゃ、今日の授業終わります。」



ﾀﾀﾀｯ



三橋「椋木先生、お疲れさまでしたッ！」



椋木「おいお前、俺は殿か！殿じゃねぇんだからよ。」



三橋「殿でございます。」



クラス全員-伊・佐「ははぁー。」



椋木「おいお前ら、お前ら何をやって、苦しゅうない、苦しゅうないよ！」



伊藤「あほらしい。」



佐藤「す、すごいですね…。」



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



三橋「ぶーー笑」



クラス全員-伊・佐「わははははっ笑」



佐藤「ちょ、ちょっと皆さん！笑うのは可哀想ですよ！」



伊藤「坂本にやられたのか？」



佐川「はい…。」



椋木「おー、いやこれは…、いやこんなことされたら困るなぁさすがに。うちのクラスの生徒に。」



三橋「」ｸｽｸｽ



佐藤「三橋さん！」



三橋「Aちゃん、ごめんー！」



伊藤「先生、坂本とあのヤクザ野郎にガツンと言ってやってくださいよ。」



椋木「あぁ、そうだな。分かった。ガツンと言ってくる。」



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



三橋「椋木、あいつらにガツンと言えるのかね。ｺｿｯ」



理子「言えないでしょ…。ｺｿｯ」



伊藤「Aちゃん、どうしたの？さっきからイライラしてるようだけど…。ｺｿｯ」



佐藤「生徒に危害を加えるなんてあんなの教師じゃない…。私はあの人達が許せないです…。ｺｿｯ」



三・伊・理「(こんなにイライラしてるAちゃん、初めてみた…。)」

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