呪胎戴天-肆-__�� No side ページ25
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お風呂を上がって、居間のソファに座り、テレビを見ている虎杖に近づくA。
虎杖「おっ、上がった？
これ食べよーぜ」
虎杖が手渡したのは、チョコレートのアイスクリーム。
『ありがと、あの、』
虎杖「どーした？」
『夢の中でさ、これは夢って気づいた時、ゆーじはどうする？』
虎杖はAの質問に目を丸くさせる。
虎杖「え、どしたの？」
『どーする？』
虎杖「んー、俺は多分、あ、夢なんだーで終わるかな。」
『その夢から覚めたい時は？』
虎杖「えぇっと...ほんとにどした？
も、もっかい寝るとか？？」
『...それだっっっっ！！！！！！！』
いきなり大声を出したAに虎杖は肩を動かす。
虎杖「まじでどうした！？！？」
『寝るっっっっ！！！！！』
虎杖「え、ちょ！？アイスは！？！？テレビは！？！？」
『お休みーー！！！！』
自室に駆け込んだAはそのままベッドにダイブする。
『早く寝る、早く寝る』
心を落ち着かせたAは誘われるように、意識を落とした。
……………………………………………
『はっ！！！成功っ！！！い"っ...たぃ...』
勢いよく体を起こしたAは、自身の傷に顔を歪める。
『(ちょー怪我してたんだった...!!!!)』
ゆっくりと体を起こし、キョロキョロと辺りを見渡す。
『あっちから...ｽﾝｽﾝ、恵の匂い』←
自身の怪我など無視して、Aは走り出した。
……………………………………………
『ゆ、じ...?』
伏黒「那津代...、」
残酷にも、Aの目の前には大好きな幼馴染の傷だらけの姿。
虎杖「傷だらけじゃん...」
『悠仁の方がッ、治らないの！？』
ふらりと倒れる虎杖の体をAが受け止める。
虎杖「ごめんなぁ...俺、守るって言ったのに...」
『私もっ、悠仁守るって、でも、はぐれちゃって...ごめんなさい、ごめんなさい！！』
虎杖「泣くなよ...、」
『悠仁、やだ、行かないでっ、』
ポロポロと大粒の涙がAの大きな目から流れる。
虎杖はそれを拭いとった。
虎杖「ごめん、ごめんな...長生き、しろよ...」
『悠仁、ゆーじ、やだよ...ねぇ、』
だらんと虎杖の腕が落ちる。
伏黒「...」
酷く暗い空に、Aの泣き声と雨の音がいつまでも響いていた。
虎杖悠仁、死亡。
-日常譚 ��-→←呪胎戴天-肆-__�� 伏黒 恵 side
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黒猫 - 術式とか考えたり、設定がしっかりしてるこういう夢小説めっっっちゃ好みです！ありがとうございます！夢主と宿儺の関係性、こういうのを求めていた！話の途中に、感想書いてるので、もっと楽しみです！ (2023年1月7日 13時) (
レス) @page15 id: 7b714b9c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - 悠仁くん。聞いてください。。夢主さんは、、、実にタイプです← (2022年9月30日 5時) (レス) @page50 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - 未渚美さん» 普通に笑いました。へけっ！！！ (2022年2月22日 23時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
未渚美 - 失礼しまーす！ へけ！・・・失礼しました。 (スミマセン(・×・)) (2022年2月22日 22時) (レス) @page41 id: d3e6f01a93 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(本垢分からんくなった！！！ぴえん！！)(プロフ) - サリトさん» もっちろんです！！！本当に助かります...!!! (2021年3月11日 6時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ x他1人 | 作成日時：2020年12月20日 14時
