自分のために__�� Noside ページ27
.
五条「でも、今は君がいる」
虎杖「...」
五条「君の中の宿儺が、力を取り戻すために指の在処を教えてくれる。
君は器であると同時に、探知機でもある訳だ。
現場に居ないと始まらない」
虎杖は自身の体を見つめた。
虎杖「そんな親切か?こいつ」
五条「そこはwin-winの関係が築けると思う。ほら、現にA、ちょっと餌付けしてたじゃん」
虎杖「Aに餌付けされてんだ...宿儺。
ねる○るねるねで...」←
『呼んだ！？！？』
虎杖「うおっ！？！？」
いつの間にか部屋のドアにたっていたA。
五条「本当に神出鬼没だね」
『ありがとう！！！！』
虎杖「それ褒められてんの？」
五条「部屋は気に入った？」
『うん、イイ感じ!!』
五条「それは良かった」
五条はドアを開き、虎杖とAはそれについて部屋を出た。
伏黒「げ、隣かよ」
『あ！！！』
虎杖「伏黒！！今度こそ元気そうだな！！」
黒い部屋着の伏黒は空室なんていくらでもあったでしょ、と不満を述べた。
五条「だって、賑やかな方がいいでしょ？良かれと思って」
伏黒「授業と任務で充分です。ありがた迷惑」
『恵もいるなら私もこっちが良かった！楽しそう！！！』
五条「君は女の子だからね」
『差別！！！！』
伏黒「差別じゃねぇよ」
虎杖「それじゃトイレも差別になるぞ」
『ムゥ...』
不満げに頬を膨らますAの頭を伏黒はぽんと撫でた。
『？？』
虎杖「え」
五条「ほぉ〜」
伏黒「...あ」
へぇ〜ふーんなるほどねぇ恵？とこれでもかと言うくらいに煽る五条を伏黒は睨んだ。
虎杖は伏黒の肩に手を置く。
虎杖「わかる、Aってなんか撫でたくなるよな」
伏黒「五月蝿い」
少し赤くなった伏黒は、やけくそに虎杖の手を払った。
五条は両手を合わせ、ニコッと笑顔を浮かべる。
五条「まっいいっしょ！！それより明日はお出かけだよ！！」
『おお、お出かけ!!!!』
五条「4人目の1年生を、迎えに行きます！！！」
……………………………………………
「盛岡までに既に4時間。
漸くあの糞田舎ともおさらばね...。
午後には東京かぁ〜、
スカウトとかされたらどうしよう。スタダとか」
駅の中をスーツケースを持って歩くのは釘崎野薔薇。
五条の言っていた、4人目の1年生である。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3700人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｍ - 多才なお方ですね...尊敬します！ (2022年8月16日 21時) (
レス) @page49 id: 6a6e0e01b8 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 最後の絵うますぎです…！読み返していたのですが、那津代ちゃんの愛らしさと夜ﾖﾙ様の才能&努力に驚かされましたよ〜！更新頑張ってください！ (2021年12月29日 17時) (レス) @page50 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
inko - 良いですよね！あのコート、絶対ふわふわしてると私は信じてます！教師陣のカードも欲しいですよね・・・！ちなみに私の最推しはラギーです！バースデー召喚100連してやっと出ました！ダイヤがピンチです！ (2021年4月18日 11時) (レス) id: 5d979bbd6c (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(本垢分からんくなった！！！ぴえん！！)(プロフ) - inkoさん» そう...ツイステッドなワンダーランドの私の最推しです。 (2021年4月18日 0時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
inko - 夢主ちゃんのグッボーイってまさかツイステッドなワンダーランド・・・？ (2021年4月17日 23時) (レス) id: 5d979bbd6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2020年11月17日 0時
