自分のために__�� No side ページ25
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虎杖「アンタ、嫌なこと言うな〜」
夜蛾は顎の髭を触りながら、気づきを与えるのが教師の仕事だ、と言った。
虎杖「俺は、別に...」
考え込んだ虎杖の頬をキャシィが殴りつける。
夜蛾「死に際の心の在処を想像するのは難しい。
だがこれだけは断言出来る。
呪術師に悔いのない死などない」
虎杖は立ち上がり、構えた。
キャシィはトドメを指すように高く上がり、拳を構える。
夜蛾「今のままだと、大好きな祖父を呪うことになるかもしれんぞ。
今一度問う。
君は何しに呪術高専に来た！！」
虎杖「(運動も喧嘩も、昔から人並み以上にできた。
でもそれを1度だって、俺にしか出来ないと思ったことは無い...！)」
素早い拳が、虎杖の頬を掠めた。
そして虎杖はキャシィを両腕でギチッと締める。
虎杖「"宿儺を喰う"、それは俺にしかできないんだって。
死刑から逃げられたとして、この使命から逃げたらさ、飯食って風呂はいって漫画読んで、ふと気持ちが途切れた時、
あぁ今、宿儺の所為で人が死んでるかもなって凹んで、
俺には関係ねぇ、俺のせいじゃねぇって、自分に言い聞かせるのか？
そんなの、ごめんだね」
虎杖「自分が死ぬ時のことは分からんけど、生き様で後悔はしたくない」
夜蛾は口角をあげた。
夜蛾「悟、寮を案内してやれ。それから諸々のセキュリティの説明もな」
虎杖「?」
頭にハテナを浮かべる虎杖に夜蛾は手を差し出した。
夜蛾「合格だ。ようこそ呪術高専へ」
虎杖「!!よろっ」ボゴッ
夜蛾「あ、すまん..術式解くの忘れてた」
……………………………………………
夜蛾「さて、次はお前だ。那津代A」
『ウッス！！！おねしゃす！！！！』
虎杖は心配という顔でことの成行を見守る。
五条「Aが心配？」
虎杖「まぁ、でも、あいつは意外と考えてるから、大丈夫だとは思います」
五条「...へぇ」
夜蛾「君は何しにここに来た！」
『悠仁を守るためデス！！！！』
夜蛾「守るため、だと？」
『おじいちゃんにも言われたってゆーのもあるけど、悠仁が死んじゃえば、私は1人だから、
今までずっと、悠仁がそばにいたけど、私一人で何か出来たこと、1度もないの』
夜蛾「...」
『だから、私は、悠仁を守れるくらい強くなって、誰かのためにできることをやりたい！！』
虎杖「A、」
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Ｍ - 多才なお方ですね...尊敬します！ (2022年8月16日 21時) (
レス) @page49 id: 6a6e0e01b8 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 最後の絵うますぎです…！読み返していたのですが、那津代ちゃんの愛らしさと夜ﾖﾙ様の才能&努力に驚かされましたよ〜！更新頑張ってください！ (2021年12月29日 17時) (レス) @page50 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
inko - 良いですよね！あのコート、絶対ふわふわしてると私は信じてます！教師陣のカードも欲しいですよね・・・！ちなみに私の最推しはラギーです！バースデー召喚100連してやっと出ました！ダイヤがピンチです！ (2021年4月18日 11時) (レス) id: 5d979bbd6c (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(本垢分からんくなった！！！ぴえん！！)(プロフ) - inkoさん» そう...ツイステッドなワンダーランドの私の最推しです。 (2021年4月18日 0時) (レス) id: 4ec6e0e005 (このIDを非表示/違反報告)
inko - 夢主ちゃんのグッボーイってまさかツイステッドなワンダーランド・・・？ (2021年4月17日 23時) (レス) id: 5d979bbd6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2020年11月17日 0時
