固陋蠢愚__�� No side ページ6
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里桜高校での事件後─────────
吉野順平の自宅から、実母 吉野凪の遺体と剥き出しの宿儺の指(副左腕小指)が見つかる。
宿儺の指に寄せられた呪霊に襲われたとみられる吉野凪の遺体は、腰から下が欠損していた。
現場には目視で確認可能な血痕はなく、吉野凪の遺体は寝室に横たわっており、
掛け布団をめくると、あるだけの保冷剤と氷嚢が敷き詰められていた。
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吉野順平side
朝起きた時、最初に感じたのは異臭だった。
寝室を出て目に飛び込んだのは、血溜まりと母の上半身。
順平「か、あさん？なんで、」
無惨に転がった遺体を抱き起こし、母の寝室のベッドへ寝かせた。
冷凍庫から保冷剤と氷を入れた氷嚢を痛いの断面に当てる。
母の顔が目に入り、思わずシーツを被せた。
ダイニングに戻ると床にべったりついた血のすぐそばに、異色の指が転がっていた。
順平「これは...？」
母の遺体の状態から見て、これは人がやったものでは無いと察した。
おそらくこの指が、原因なのだ。
順平「ま、ひとさ...」
真人「呼んだかい？」
順平「母の、死体の近くに、これが...」
頼ることが出来るのは、この人しかいなかった。
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真人「これは宿儺といって、呪いを呼び寄せる呪物なんだ。」
順平「なんでっそんなものが家に...！」
宿儺の指を手に持つ真人さんにすがりつく。
真人「人を呪うことで金を稼いでいる呪詛師は多い。
そういう連中の仕業だろう。」
真人「コネと金さえあれば人なんて簡単に呪い殺せるんだよ。
心当たりはないかい？
君や母親を恨んでいる人間もしくは、」
真人「金と暇を持て余した薄暗い人間に」
順平「....ぁいつ、か」
心当たりは一人。
真人さんの傍から離れ、母のクローゼットから、黒い服をとる。
自分が何をしようとしているのかは、分かっていた。
着替えてからすぐに家を出る。
真人さんが嗤っていることには気づかなかった。
いつもと変わらない朝の匂い。
見慣れた通学路。
それも今日は──────────
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
