検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:170,631 hit

cat36 ページ39

〜真冬side〜



「......俺の姉貴、つまりAの母親が亡くなったんだ」



予想外の言葉

二見には...母親がいない...?



「えっ、と...父親は?」

「Aが生まれてすぐに家を出ていった。理由は俺にもわからん」

「...じゃあ、今一人暮らしなの?」

「あぁ、たまに俺ん家で飯食ったりしてるけど、今年に入ってからはあんま無いな」



その後、「受験もあったしな」と言葉を付け足す

...アイツに親がいない事はわかった
でも......



「それが一ノ瀬彼方とどうゆう関係があるの?」



親がいないとしても叔父のうさみんがいるし、つまりはいとこもいる

じゃあ、なんで一ノ瀬彼方が関わってくるんだ??



「姉貴が亡くなって、Aから笑顔は消えた。そんな時、アイツの前に現れたのが彼方だった。それからというもの、Aは彼方にだけ俺でも見たことがない笑顔を見せるよになったんだ。」



一ノ瀬彼方にだけに見せる笑顔...

うさみんですら見たことが無い笑顔...


確かに、一ノ瀬彼方が俺等の教室に来た瞬間の二見の顔、笑ってた...


...あれ、また胸が痛い...



「うさみん」

「ん??」

「また痛い」

「ありゃ、何でだー?」



この痛みがわからない

俺は昔から体が弱いけど、こんな痛みは始めてだ



「もうアレじゃねーの、恋煩いってやつ」

「えっ」



すると再び、予想外の言葉が飛んできた
うさみんは「真冬が恋なんてありえないか」と笑いながら言う



ガラッ



「あ、宇佐美先生。ちょっといいですか?」

「あーはい。真冬、俺ちょっと行ってくるわ」



俺が唖然としているこの一瞬でうさみんは他の教師に呼ばれ、保健室から出ていった
その後も俺はボッーとして硬直状態

だって...恋って.........え?

cat37→←cat35



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (153 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
450人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ , 学園
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ましろ(プロフ) - アリスさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!頑張りますぅぅ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - うひゃあああもっと!もっときゅんきゅんさせてくださいぃぃ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年7月27日 12時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜*.☆(プロフ) - 待ってましたぁ!ヽ(*´∀`)ノ (2018年7月24日 13時) (レス) id: 7ecb03095b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なんか、気づいたら更新されてるっていう、この更新ペース好きです。 (2018年5月21日 16時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ましろ | 作者ホームページ:なし。  
作成日時:2017年10月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。