F#51 告白大作戦

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*





第一印象は、一言で言うと"変わった人"だった。







少し...というか、かなりテンションが高くて明るい方なんだな、なんて思っていたわけだが、何故か彼女は俺の前では静かになってしまい...。




嫌われてるんだな、と勝手に解釈していた。








それでも、一人で大変そうな彼女を無視するわけにはいかなくて。


「手伝いましょうか？」



気付いたら声をかけていた。





拒否されるんじゃないか、と内心ヒヤヒヤだったが相当大変だったのか彼女は俺を頼ってくれた。








「選手のみなさんのためですから！」


初めてちゃんと笑ってくれるとこを見た。


そこには普段俺じゃなくて西川さんとか中島さんに見せている笑顔があって。

彼女の笑顔はきらきらしていて、こっちまで嬉しくなってしまう。

　




良かった、そこまで嫌われてるわけじゃなさそう。




そう安心感していたが、






「LINE交換してください！」




この一言にはさすがに驚いた。




「はい？」

「え、いや...あの。石川さんのLINE欲しいなと思い、まして...。」




さっきまでの威勢はどこに行ったのか。

小さい声でモジモジしている彼女は面白くて、少しだけ可愛い。

そう思ってしまっていた。

　



「いや、いいんです！変なこと聞いてすみませんでした。」

「いいですよ。」

「はいっ？」

「LINE、交換しましょう。」






彼女の急な申し出には驚いたが、それ以上に驚いたのはわくわくしている自分がいたこと。
　

　




柊Aさん。彼女のことをもっと知りたい。

そう思っていた。
*




高山優希選手が気になり出した今日この頃。
あんな綺麗な顔の方いるんですね...笑

ファイターズというかプロ野球会トップのイケメンでは？と思ったり、思わなかったり。

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