文豪から愛しい貴女へ III

鬼ごっこ<中原中也> ページ10

ミレーさんリクエスト

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ただ今、鬼ごっこ中です

「おらよッ！」

「異能使うのはずるいです！」

「大人はずるいんだよ！」

そう言いながら追いかけてくる中也さん

エリス嬢が鬼ごっこをしたいと言ったのでポートマフィア全体鬼ごっこ中です

というか、中也さんを鬼にするとか鬼畜

「来ないでください〜」

「そう言われてら、行きたくなるだろが！」

最初から私狙いのくせに！

そう思いながら後ろを見ていると

「あ……」

「危ない！」

何かに躓いて中也さんがギリギリのところで私をキャッチ

「こ……怖かった」

「ったく……ま、これで捕まえたぜ」

ハッとして中也さんの手を見る

バッチリ私を捕まえている

「は、離してください……」

「……どうせエリス嬢がそろそろ飽きてくるだろ。連絡が来るまで離さない」

そう言って笑う中也さん

矢っ張り最初からこの狙いだったんだ

「狡いです」

「大人だから」

そう言って中也さんと笑いながらエリア嬢からの飽きた宣言を待っていたのだった








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中「リクエストありがとうな。あ？最初から狙ってたか？それは言えねェな」

愛娘よ　<広津柳浪>→←激愛注意 <芥川龍之介&樋口一葉>

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