文豪から愛しい貴女へ III

蕩ける君 <芥川龍之介&太宰治> ページ14

ミレーさんリクエスト

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

「A〜ちゃん！」

そんな声が聞こえて振り返るとポッキーの箱を持った太宰さん

「ポッキーゲームしようよ」

「嫌ですよ_______ん」

無理矢理一本咥えさせられた

反対側を太宰さんが咥える

「……ほりゃ、ふぁふぇなよ(ほら、食べなよ)」

そう言われて食べると太宰さんの唇に当たりそうになりやめると

頭の後ろを押さえられてそのまま深くキスされる

「ふっ……ん……ん！」

「……ふふふ、可愛い」

長く息が出来なくてそのまま崩れると太宰さんは笑顔のまま私を立たせる

すると、背後から気配がした

「……」

「芥川さ……ん」

まだキスの余韻が残ってて上手く喋れない

「……太宰さん、僕もAとしたいです」

「え」

「良いよ」

そう言われて太宰さんからポッキーを受け取った芥川さんはまた私に咥えさせる

「……」

無言のまま芥川さんはポッキーを喰らい

そのまま優しく私にキスをする

だがそれは少しだけでまた深くなる

「あ……ん……ふっ」

「……これで許してやる」

何時もの私だったら

「何が許すですか！」

と怒れるのに出るのは私とは思えない吐息


「……もう一度するかい？」

そう言われて首を横に振るつもりが縦に振ってしまい、その後何回も二人に遊ばれた







*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

芥「リクエスト感謝する。ただ……あんな表情で僕を見るな」

太「ふふふ、またやろうね？Aちゃん？」

映画鑑賞 <梶井基次郎>→←特別大事 <太宰治>

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す