文豪から愛しい貴女へ III

Which is better? <エリス&中原中也> ページ3

レオさんリクエスト

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「嫌よ！これだけはチュウヤには譲れないわ」

「エリス嬢、俺もこれだけは譲りません」

今この二人がしている事

それは

「Aは私と西洋菓子(ケーキ)を食べるの！」

「Aは俺とディナーを食べに行くんです」

私の奪い合い

一方は凄く可愛いし一方は凄くカッコいい

本音を言えば悪い気はしないけど、内容がしょうもない

「あの、後日改めて行くとか……」

「無理よ！だって私はリンタロウに予約してもらったんだもん」

「俺もすでに予約している」

いや、それならそうと教えてほしい

任務が入っていたら如何するんですか

「チュウヤは大人でしょ！譲ってよ！大人気ないわ」

「それなら子供は夜は寝るべきですよ」

そんなこと言って怒られないのかと心配になりながらなんとか必死に和解する方法を探す

「あ、あのう……まだお昼ですし早めにエリス嬢と行きましょう。それで夜に中原幹部とディナーを……」

そう言うと二人はじっと私を見た後

「「そうだわ！/そうだな」」

と同意した

良かった…そう思いながら私は黙って笑った

首領にエリス嬢の予約したお店の時間変更を言ってもらわないと






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中「リクエストありがとな」

エ「今度は絶対に二人で行きましょうね！」

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