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「主ぃ〜」
陸奥守が部屋に来た。
「ん?なに?」
「大和守と、加州から案内してもらったんじゃやき、ちっと疲れてしもうた〜」と言いながら、私がデスクワークしている横に座った。
「お疲れ様、なれないこともあると思うけど沢山仲間がいるし、なんなら、私もいるからいつでも頼ってね。」
そう言って、私の脇にいる陸奥守の頭を撫でた。
「おぉ〜!それは助かる!!頼りになるのぅ!」と、私の顔に近づいてきた。
やはり、彼の目は透き通ったオレンジ色。
綺麗だなぁとつい見惚れてしまった。
私は自然と見つめていたようだ。
彼は、そんなわしを見つめんでくれやと顔を赤くして私のおでこにデコピンした。
「いたっ」
照れくさそうに言うから私まで熱が伝わってしまった。恥ずかしい。穴があったら入りたい、
「また後で来る」
と彼はそそくさと部屋から出ていった。
この時すれ違った鶴丸にはわかったが、あんずには秘密にした。彼の耳がかすかに赤かったことを。
え、まって、私ってあんなに大胆なことしてた???
え、やばい、どうしよう
「よぉ、主!まさか陸奥守とそういう関係だったなんて驚きだぜ!!」
「はぁ?!何言ってんの!!鶴丸、出禁」私は、秒で答えた。
「うそうそww」
「嘘でもいや!もう3日間出禁」
「それは無いぜぇあるじぃ〜」
そう言いながらくっついてきた鶴丸を引っぱたいて前田平野に頼んで鶴丸を外に出してもらった。
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いかがでしょうか、まだまだ話は続きますが皆様のご期待に添えたいのでコメント貰えるとすごく今後の支えになります。よろしくお願いします。
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作者名:牛乳寒天 | 作成日時:2020年1月2日 10時