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釣具屋から10分程歩けば、本屋に着いた。私も丁度気になる参考書があったので、本屋の中では別行動することに。
彼が真剣に本を探しているのを一瞥し、自分は参考書がずらりと並ぶところに行く。私の背丈で手を伸ばして丁度届くか届かないかくらいの場所に、気になった参考書があった。取れるかなと思い手を伸ばすがあと少しのところで取れない、背伸びしてももう少し足りない、諦めて店員さんを呼ぼうか迷っていたら、私が取りたい参考書を横から軽々と取り、私に渡してくれた。勿論取ってくれたのは…
『ありがとう。…洋介、さっきまで真剣に選んでたはずじゃ？』
「丁度、俺が選んでるとこから見えるし、Aのこと見ながら本選んでたから」
『なるほど…、気にかけてくれてありがとう』
「どういたしまして、困ったらすぐ呼べ」
本を選びながら、私のことを気にかけるって器用なことをするなぁと感心しながら彼に感謝の気持ちを伝えた。彼はそう言い残すと、また本を選びに戻って行った。
私は彼が取ってくれた参考書をその場でパラパラと流し読みして、買うことに決め会計を済ませた。丁度会計を終えた時に、トイレに行きたいなと思うが、店内には無さそうだったので、本屋の道向かい側にあるコンビニへ行く。
彼は本選びに真剣だったから、邪魔したら悪いなと思い、声は掛けずにスマホに連絡だけいれることにした。
A向かい側のコンビニに行ってくるね
コンビニの駐車場にはガラの悪い不良が座っていて、無視して店内へ入り、トイレに行き用を足した。店を出て、本屋に戻ろうとすると不良達が私を取り囲んだ。
「あれぇ？お姉さん、一人？」
『……』
「無視？ひどいなぁ」
無視して進もうとすると、腕を掴まれそうになる。軽く目を閉じ身構えたが、掴まれる感覚もなくて恐る恐る目を開けると、そこには金髪で赤いシャツが印象的な男性と、もう1人は黒髪でオールバックの髪型の男性がいた。
「女に寄って集ってだせぇことしてんじゃねぇぞ」
「司、俺こっちやるから、まとめてそっち頼むわ」
「分かった」
あっという間に、不良達はねじ伏せられた。
「お前、一人か？」
『いえ、彼氏と来てて…。今本屋に居るんですけど……』
「ガリ勉か何かか？この辺治安悪いし、彼氏が弱っちぃと舐められるぞ」
目の前の彼等と話していると、眉間に皺を寄せた彼が私の元へ歩いて来るのが見える
「誰が、ガリ勉だ」
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可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» どういたしまして´`*！ (2022年10月24日 18時) (
レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - ありがとうございます。またチャレンジしてきます！ (2022年10月24日 17時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» それは良かったです´`*はい、プロフコピーで大丈夫かと！念の為検索できるか確認してきたので、大丈夫だと思います！◎ (2022年10月24日 16時) (レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - ハイ(//∇//)しかもまたお話更新で、朝から気持ち上がりました⤴︎ありがとうございます♡あと、Twitterお邪魔したいのですが見当らなくて…プロフ記載をコピーで大丈夫ですか？そちらの洋介さんも読みたくて(๑˃̵ᴗ˂̵) (2022年10月24日 6時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» 確かに、こんな助けられ方するならいいですよね´`*最初は村山さんに全て助けてもらおうと思ったんですが、ここは轟に助けてもらった方がいいかなとおもってそうしました！そして村山さんには受け止めてもらう係になってもらいました、ときめきますよね❀. (2022年10月24日 0時) (レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：可愛。 | 作成日時：2022年9月29日 14時
