【d!】ガーデンバース【学パロ】 (ページ4)

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1話ページ4

ｶﾞﾔｶﾞﾔ…ｶﾞﾔｶﾞﾔ…

ni「お前ら〜来週は身だしなみ検査あるからちゃんとしてこいよー。はい解散。」

皆席を立って友達と帰り始める

やっと週末だ〜！！何しよっかな…買いっぱなしのゲームとか消費するか…

sha「A〜！一緒に帰ろ〜!!」

最近仲良くなった隣の席のシャオロンが話しかけてきた

『え、シャオロン今日野球部のヘルプじゃないの？』

確か一昨日辺りに頼まれたって言っていたような…

sha「あ"…そうやん……終わるまで待っとって！」

顔の目の前でパンっと手を合わせて頼んできた

まあ、今日は特に予定もないしいっか

『はいはい。ちゃんと待ってるから早く行ってきな』

sha「よっしゃ！！すぐ終わらせてくる！！」

そう言いながらシャオロンは更衣室へ走っていった

2、3時間で終わるかな

私以外皆部活に行ったり帰ったりでなんだか寂しい

どうしよ、図書室で本でも読んでようかな…

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

??「シャオちゃ〜ん^^…って居ないやん」

あれ、誰か入ってきた
シャオロンのこと探してるのかな

『シャオロンなら丁度さっき野球部のヘルプに行きましたよ』

??「うわまじか。入れ違いやん………って君もしかしてAちゃん!?」

え、この人私の事知ってるの？？私、知らないんですけど???

黒髪メガネの男子は私が相当困惑して見えたらしく声をかけてくれた

ut「鬱島大っていいます〜。よろしくな。」

鬱島大……鬱島大………なんかどっかで聞いたことある………

『あっ！生徒会の！！！』

思い出した。奇跡の代の1人の鬱島大くん。

ut「ピンポーン！鬱くん♡って呼んでな〜。君の事よくシャオちゃんから聞いとるで」

なるほど。鬱島くんが私のことを知っていたのはシャオロンから話を聞いていたかららしい。

扉を閉めて近寄ってくる鬱島くんに声をかける

『それよりシャオロンに何か御用だったんじゃないですか？』

シャオロンも生徒会所属だし生徒会関係の話かな

ut「そうそう！ほんとはシャオロンに取り次いでもらおう思うてたんやけど…本人がいるなら手間が省けて助かるわ〜」

スッと鬱島くんの目からハイライトが消え、なんとなく甘い香りが漂った。

ut「Aちゃん昨日ネオン通りの闇市に行ったやろ」