【d!】ガーデンバース【学パロ】 (ページ20)

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17話ページ20

次の日、起きたら自分のベッドの上だった

また鬱くんが運んでくれたらしい

一瞬ありがたいなって思ったけど、今度は元凶あの人だし感謝する必要ないか…となったので鬼のように届いているLIMEは無視しようと思う

体を起こし階段を降りるとふわっといい匂いが香ってきた

耳をすましてみると、ﾄﾝﾄﾝﾄﾝと心地の良い包丁の音が聞こえる

……？なんで？

そろりそろりと階段を降りてキッチンを覗き込むとそこには、オスマンさんの姿

机の上を見ると美味しそうな朝食がずらりと並んでいた

『おわぁ…』

os｢どやっ！Aちゃんのために作ったんやで｣

自然にオスマンさんにエスコートされて椅子に座る

os｢そろそろお腹すいてくる頃やろな〜って思って！｣

ニコニコと笑いながら私の横の席に座るオスマンさん

『ぜ、全部食べていいんですか…？』

os｢もちろん。まだ食べたかったら言ってな？｣

目の前に並べられたご飯を見て目を輝かせる

os｢ほら、あ〜ん｣

『…………ん？』

os｢口開けてくれないとあーんできないんやけど｣

『自分で食べれるんですけど…？』

os｢そんなこと知っとるよ？でもこういうの憧れてたんやもん。｣

ぷーと頬を膨らますオスマンさんは女子顔負けの可愛さ

期待に満ちた目で見つめられて結局折れてしまった

『…あ、あーん…』

オスマンさんから差し出されたスプーンを口に含む

『う、うまぁ…！』

口に含んだそれはほんとに美味しくて、私と同じ人間が作ったとは思えないくらいだった

os｢そんなに喜んでもらえると作った甲斐が有るわ…ん、はいあーん♡｣

＿
＿＿＿

『ふぅ、、おなかいっぱい…』

os｢足りないかもって思っとたけど足りてよかったわ｣

『あはは…あの、ほんとに美味しかったです！毎日食べたいくらいで…！』

os｢なにそれ、プロポーズのつもり？｣

『はっ…！いや、違くて！！』

薄く笑うオスマンさんを見て自分が恥ずかしいことを言ったことに気づいて慌てて訂正する

os｢そんなに焦らんくてもわかっとるよ｣

＿＿

お腹がいっぱいになって横で眠るAちゃんへゆっくり、ゆっくりと自分のフェロモンを流していく

彼女の負担にならない位のうすさのフェロモン

でもそれはゆっくり、じわじわと彼女の身体を侵食していく

os｢あはっ…｣

気づいた時にはもう俺がいないとダメになる

Aちゃんに俺の全部をあげる

だからAちゃんの身も心も全部ちょーだい？