【d!】ガーデンバース【学パロ】 (ページ19)

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16話ページ19

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5日目

今日は鬱くんが来る日

昨日は調子が良いし、この前のお礼ちゃんと言おう

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

そう考えていると家のチャイムが鳴る

『はーい』

ut｢ごめんAちゃん匿って!!!!!｣

私が玄関を開けた途端に入ってきていきなり匿ってなどと言い出す

とりあえず鬱くんを中に入れて玄関の鍵を閉める

『いきなりどうしたんです』

ut｢あはは〜いや〜ちょっとな？｣

＿＿

＿＿＿

『…で、今までの女の子たちに別れを切り出してひっぱたかれてここに至ると…』

ut｢まぁ、それはさすがに覚悟してたんやけどな？ちょ〜〜っと刃物持ち出してきた子がおって流石に命の危機を感じたから逃げてきたわ｣

『８割は自業自得ですね。』

残りの2割は、少なからず私と出会ったことでこんなことになってるわけだしな…という私からの慈悲

ut｢…でもこれで胸張ってAちゃん一筋や〜って言えるわ。ふふ、褒めてもええんやで〜？｣

『嫌です』

得意気な鬱くんを一蹴して先程持ってきたお茶に手を伸ばす

ut｢ケチ〜。じゃあ勝手に貰うからいいもーん｣

私の手がお茶に届く前にぐわっと力が抜ける

この感覚は…

ut｢もう終わりかけとはいえやっぱりヒート中やもんなぁ？こんなちょっとのフェロモンでも辛いやろ？こっちおいで？｣

何度あてられても慣れることがない鬱くんのフェロモン

今まで与えられた快楽を覚えてしまった身体は進んで彼に従ってしまう

ut｢ホントにAちゃんはええ子やなぁ♡｣

手の甲へ、胸へ、喉へ、そして唇へとキスが落とされていく

溢れ出た花を彼は少しづつ摘んで口に含んでいく

あぁ、また頭がふわふわしてきた

ut｢あ“〜ほんまに可愛ええ〜…絶対変なおじさんとかに着いてっちゃダメやからね？かわいいかわいいAちゃんはバク〜って食べられちゃうからな？｣

『…そんなこと、しない』

ut｢うんうんAちゃんは偉いなぁ…いい子にはご褒美あげなかんね？｣

また彼の顔が近づいてくる

初めて彼と出会った時よりも優しく触れる彼の唇

下唇を啄まれ驚いて口を開けると好機とばかりに舌が侵入してくる

ut｢ん……やっぱり美味しい…♡｣

＿＿＿

ut｢あ、｣

余韻に浸っているとずんっとAちゃんの体重が肩にかかる

彼女を前にするといつも歯止めが効かなくなってしまう

ut｢ははっ…｣

でもこれでいい

俺に愛されてドロドロに溶けて、溶けて、溶けて、

俺しか分からなくなってしまえばいい＿