【d!】ガーデンバース【学パロ】 (ページ15)

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12話ページ15

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os「Aちゃんヒート中やったんやね。Aちゃん相手の花食み居なそうやし、辛いやろ。おれが手伝ったげよか？というか正直フェロモンで限界なのを必死で我慢してるんやけど」

ニコニコと伝えてくるオスマンさんの目は昨日の資料室での目にそっくりだった

ヒートの熱で上手く頭が回っていない
寝起きの状態が一生続いてるみたいな感じ

オスマンさんの言葉が上手く頭に入ってこない
もう一度なんと言ったのか聞こうとオスマンさんさんを見つめる

os「〜っ！あー限界だって言うてるやんか〜!!!」

私よりひと回り大きい体がガバッと上にかぶさり唇にキスが落とされる

ut.sha「「はぁ！？」」

喧嘩していたふたりの目線がぐるんとこちらを向く

sha「オスマンてめぇ!!俺我慢してたのに!!」

ut「せやぞ!!シャオちゃんもっと言ったれ!!」

喧嘩していたはずの2人は手のひらを返して共闘している

os「こんな据え膳食わんのは男の恥やろ」

ケロリとした顔で言い放つ
当の私はキスひとつで動けなくなっていた

ut「最悪や…このままAちゃんのこと隠し通して囲もうと思うてたんに…」

そんな鬱島くんを横目にシャオロンがこちらにフラフラと寄ってくる

sha「ごめんA、げんかい」

『ぇ……い“ｯｯ!?』

虚ろの目をしたシャオロンが思いっきり肩に噛み付いてきた
尖った犬歯が肌に喰い込みじわっと血が溢れてくる
垂れていく血をぺろぺろと舐められる
同時にフェロモンを流され体が暑くなってきた

『しゃお、…!?』

唐突なシャオロンの行動に驚いているともう1つ影が近づいてくる

ut「マンちゃんとシャオちゃんだけなんて言わんよな…？」

あの時教室で見たどろどろに溶けたような目の彼が手を取って甘噛みを始める

os「あらら、シャオロン暴走しとるやん」

『おすま、さ、助け…』

たすけて

そう言おうとしたところでまた口が塞がれる

os「Aちゃんは甘すぎんで。シャオロン焚き付けたやつに助け求めるなんてなぁ。俺もシャオロン側の人間だって忘れちゃダメやで？」

普段閉じている目をうっすら開けてこちらを見る

os「大丈夫。怖ないよ。」

それからはそれはもうめちゃくちゃにされた

私が動けないのをいいことに、花を食べられ、キスされ、涙も全て吸い取られて

私も途中から思考を放棄して彼らの行為をただ享受した