【d!】ガーデンバース【学パロ】 (ページ13)

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10話ページ13

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あの後走ってなんとか家に逃げ込んだ
追いかけてこなかったみたいだ

明日が来なければいいのに………
学校に行くの憂鬱すぎる…

＿＿＿

そして私の体は私の想いに答えるように次の日からヒートが始まった

学校休みたいとは思ったけどヒートになりたいわけじゃなかったのに………
始まってしまったものはどうしようもない。
辛さがピークになりきる前に担任の兄さん先生に電話をかける

…
ni「はい、我々高校です」

『にいさんせんせー楠原です…』

ni「あぁ、楠原か。どうした？」

『ヒート始まっちゃったんで1週間くらいお休みします…』

ni「おっけ、風邪ってことにしとくからゆっくりしてろ。ご飯とか大丈夫か？」

すごく心配してくれる…スパダリだ……

『丁度買い出し行ったばっかりなので大丈夫です。失礼します…』

ni「お大事に〜」

そしてベッドに倒れる
お相手が居ないので巣作りもできないし、1週間耐えるしかない

何も考えないようにできるだけ寝て過ごそう…

脳裏によぎる鬱島くんとオスマンさんなら…という気持ちを振り払って無理やり目を閉じた

＿＿＿＿＿

ちらりと横の席を見る

いつもなら授業の30分前には来とるんやけどな…
いつもなら横にいるはずのAがいないだけで何となく不安になった

兄さんに駆け寄りAについて聞いてみる

sha「兄さんAどうしたん？」

ni「ん？あぁ、Aは今日は風邪で休みやで。でも絶対に見舞いとか行くなよ！」

sha「なんでやねん。行けってこと？」

ni「ちゃうわアホ。いいか。絶っっ対に行くなよ！」

何故か入念に行くなと言われた
そんなに念押しされたら行くしかないよなぁ？

それにしてもなるほど風邪か…

寂しがってるかもわからんし、帰りにゼリーでも買って見舞いに行ってやるか〜
俺って優しいなぁ〜〜〜〜^^