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グルッペン
「にしても、アヤ
お前も強いな」
「どうも
屋敷に1人だし、色々訳あって護身術くらいは分かる
で、彼は？」
グルッペンの隣で、やや警戒しながら此方を見ているロボロさん
ロボロ
「お前本当に…いや…ッ、くそ…」
グルッペン
「まずロボロ、向こうの話も聞きたいが
お前の混乱を解かせてもらう
ここは所謂異世界だ
向こうの時が進みながら、此方の時も進むんだろう
書籍に様々な形で書かれた別世界に我々は居るわけだ
ここではここ独特のものがあり、ルールがある
そして俺はその波に揉まれる前にアヤに救われた
食事、睡眠、入浴
オールオッケーだ」
しかも美味い、と言っていた
設備としてという意味でなく、恐らくこれは毒殺や隙をついたものへの警戒を解く意味だろう
ロボロ
「ッ…」
「どうして、何があってここに来たか聞いた方がいいんじゃないの、グルッペン
勿論国の話だから私に聞かれたくないかもだけど、それに関しても帰る手段を探す為には必要になる」
グルッペン
「あぁ、承知の上だ
国のこともある
いつまでもここにいるわけにはいかない」
チラリとロボロさんを見ると、ガッツリ目が合う
しかし逸らさない
怖いことはないな
グルッペンがいるし、下手に動くこともまずないだろうから
ロボロ
「…………
国は平和や
総統が消えたなんて誰も思っとらん
兵士も知らん
この事実を知ってんのは幹部と料理長くらいや
もともと従者がほぼいないこともあるし、従者には伝えないことにしてる
部屋には近寄るなって
けどな、幹部は大荒れしとる」
グルッペン
「だろうな」
ロボロ
「俺も監視カメラとか色々調べて、世界中の情報かき集めたけど何一つ出てこなくてな
ずっと情報に齧り付いてて…
そしたら左側のモニターから順に光ってな
眩しくて目閉じて…気付いたらその床に転がってて
起き上がったら女いるし
殺そうか思ったけど起きそうな気配したから寝たふりした
そんでさっきの状態」
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すみれいん(プロフ) - 今日見つけて今日過去のお話読んでしまいました。最後の方でなるほど…なるほど…え、やっばぁ…と語彙力溶けましたありがとうございます。止まるって所でもう、あ、これやばいやつや…となりました。勿論いい意味です。ありがとうございます！！ (2021年3月3日 9時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お疲れ様でした！とても面白くて一気読みしてしまいました(*´ω｀*)出来れば続編欲しいです！勿論作者様の無理の無い範囲で良いので (2021年2月22日 6時) (レス) id: bb00f33042 (このIDを非表示/違反報告)
むゆう。(プロフ) - 更新お疲れ様でした！とても面白くて毎日お話の更新を楽しみにしてました…！作者様がお忙しくなければ是非続編も書いていただきたいです…！！陰ながら応援しています！ (2021年2月22日 1時) (レス) id: e44740c869 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - 更新お疲れ様でした..！作者様がお忙しくなければ続編希望致します....！！陰ながら応援させていただきます。 (2021年2月22日 1時) (レス) id: db21af70e2 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - お疲れ様でした！更新を楽しみにしており、次のお話はどんな感じなんだろうとワクワクが止まらなかったです！コネシマのお言葉が好きすぎました。続き希望します！応援しております。 (2021年2月22日 0時) (レス) id: 01c2c1810f (このIDを非表示/違反報告)
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