＊窓口担当社員 ryosuke.Y

■ ページ14

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沈黙が続くのは




まぁ、よくあることだ。





今日は悩みを聞き出すの、無理そうだなー…なんて考えながら

手元の業務を進める。






もちろん、電話の声を聞き漏らさないように
細心の注意をはらいながら。






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A「…………」




確かにそこに居るはずなのに

いつまで経っても聞こえてこないその声。






何かを考えているのか、
はたまた悩みすぎで泣いているのかはわからないけど、



やっぱり今日は無理だな。

って判断をせざるを得ない。







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とりあえず、話題をかえて

緊張を解すところから。







涼介「伊藤さんは、


休みの日は何をして過ごしているんですか？？」






相手のプライベートに関して

興味なんてさらさらない。





ただのコミュニケーション。




A「え？」






おいおい。
せっかく話題変えてやったのに、

え？とか言われたら俺がスベってるみたいじゃん。←




なんだこいつ、なんだこいつ、なんだこいつ……




涼介「趣味とか、習い事とか…


どんな風に過ごしていらっしゃるのかな？って(笑)」







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A「……あ、えーっと、


……休日は、



カフェ巡り、とか？

…してます。」









涼介「！！」









ま！じ！？


まさかの俺と一緒。←




なんだこいつ、とか思ってたけど

カフェ巡りが趣味な人に
悪いヤツはいねーって言うしな←



良い子なのかも！！←






伊藤ちゃん、好感度1アップ。←





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