全ステータスカンストした無能とか最強だけど、飽きたからキャラ変しようと思う【wrwrd】

無能ですから ページ43

【みぃ〜ちゃんVll様】【ごましお様】
コメントありがとうございます！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『じゃあその役、私がやってもよろしいでしょうか？』


会議中、私は身を乗り出して言った


来週の戦争の為の会議の作戦


その作戦内容とは、


誰かが特効して注目をあげている隙に周り込もうと言う事


勿論リスクがある役目、桜も…誰にも…やらせたくない


だったら、私がやったらいいの


tn「Aがやるん!?リスク高すぎるやろ、女の子が一人なんは…」


kn「俺はお前ん事、まだ信用してへんし」


sha「好きにしろや」


ut「本人がええよって言ったんやで」


グチグチグチグチと…


聞こえる【無能】の繰り返し


gr「あまり良いとは思えないが…」


『とめられてる最中で悪いんだけど、私はやるよ?』


部屋に冷たい空気が流れた


桜「じゃあ、私もやりたいよ…」


私を見てそう言う桜に、私は低い声で


『桜、辞めなさい』


と、言った


本当は一緒に行きたい


けど、桜に何かあったら立ち直れる気がしないのだ


桜「なんで!!私だって…」


『うるさい…辞めろって言ってんだよ』


いつもの私から考えられない様な感じで怒鳴れば、何も言わなくなった


あ〜あ、嫌われちゃったかな


『総統様、私がその役…お受けしてよろしいですよね？』


私は有無も言わせない様な圧力を掛ける


gr「………許可しよう」


zm「ほんまに言ってるん!?」


すかさず入ってくるゾム


誰も邪魔しないで欲しいの


理想ばっかりのこの世界…


この世界には汚れたモノはいらない


裏で何をしようとも


最終的に表が良ければいいんだ


戦争は遊びじゃない


私は皆の為に戦う


大好きな桜の為、


愛する国民の為、


バカバカしいけど嫌いじゃない幹部の為…


全部守りたい


いや、守らなきゃならない


『私は君達が思ってるほど弱くない、ばかにしないでくれないかい？』


私が冷たくつきはなった言葉


私から皆との縁を切るのだ


来週…戦争までは話せないな、皆とは


そう覚悟しながら、私は自分の手を握り締めた


ごめんなさい、桜


私じゃアナタを幸せに出来ない


最後まで守ってあげられるかも分からない


ごめんなさい、皆


私みたいなのと一緒で


止めてくれたのにワガママ言って


ごめんなさい、ぴくと


毎回毎回助けてくれて


もう、どうすればいいか分からないや


gr「今日はもう解散だ」


その言葉にゾロゾロと部屋を後にする皆


私も部屋を出ようとした時だった


gr「A、お前は残れ」


静まり返った部屋に彼の声だけが、響き渡った

嫌いじゃない→←おい、貴様

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す