交換日記 9 ページ9
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…
やっと、4時間目の授業が終わりお昼を食べていま
す。
久々の授業はすごく長く感じて、不思議な感覚でいっ
ぱいでした。
「大丈夫か？馴染めそうか？学校に」
『はい、衣更くんがいてくれるので心強いです』
「そりゃあ、よかった」
ス「サリ〜は面倒見いいもんねー？」
「スバルの面倒はAと比べ物にならないくらいだけどな？」
真「あ、そういえば！Aちゃんって僕達のこと知ってるの？」
『グループ名なら…Trickstarですよね？』
北「あぁ、そうだ。じゃあ、自己紹介しよう。俺が氷鷹北斗だ、よろしく。」
真「僕が遊木真だよ、よろしくね♪」
ス「そして、俺が明星スバル！」
『………』
「…どうした？」
『いや、なんか皆さん輝いてるなって』
ス「そうそう！俺たちはキラキラ輝くんだよ？」
『み、見てみたい…』
北「1週間後にライブがある。見に来てくれ」
「…っていうか、Aもプロデュースしたらどうだ？」
ス「それ、いいね！あんずもいるし教えてもらえるね☆」
『…いいんですかね？』
「「「「え？」」」」
『私、不登校でプロデュースしたことないし足引っ張るんじゃ…』
私は喋りながら俯いた。
私が1番したくないのは、他人に迷惑をかけること。
あんずさんにもTrickstarにも迷惑が…
「大丈夫、迷惑じゃない。」
『えっ…』
北「もし、分からないことがあったら俺らとあんずが必ず助ける。」
ス「俺も！わかる範囲で教えるね〜」
真「ぼ、僕はデータとか情報系が得意だから任せてよ！」
「な？足は必ず引っ張らない。俺らがいるから」
また、ここにも私の居場所が＿＿＿
生まれて初めてこんな事…
私ってこんなに恵まれていいんだっけ…
『ありがとうございます…』
「えぇっ！？な、泣いちゃった…ど、どうした？」
『いいえ、中学の頃と照らし合わせちゃって…』
「…A、交換日記しないか？」
『こ、交換日記？』
他の3人がポカーンとしている中、衣更くんは鞄の中
から新品のノートを出した。
そのノートにはもう交換日記と綺麗な字で書かれてい
た。
「過去の話、無いかもしれないけど最近起きた嫌なこと。そして、嬉しかったこととか些細なことでもいいから書いていこうぜ？そしたら、気も軽くなるし」
私は迷わず『うん』と言い、頷いた。
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紗那(プロフ) - 2度目のコメント失礼します。衣更くんカッコよすぎか？？？？少女漫画だ苺の味がする。失礼しました。 (2021年2月16日 9時) (
レス) id: 4c68a4f65c (このIDを非表示/違反報告)
有李(プロフ) - 紗那さん» その言葉嬉しいです！読んでいただきありがとうございます！ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 9aab3eb8d0 (このIDを非表示/違反報告)
紗那(プロフ) - 何で評価って一回しか押せないんです？？？ってレベルで好きです。(真顔) (2021年2月8日 14時) (レス) id: 4c68a4f65c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有李 | 作成日時：2020年3月14日 22時
