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「…へぇ〜」
神ちゃんの話を聞いて、俺と流星は顔を見合わせて頷いた。神ちゃんは病院の看護師さんに片思いをしているらしい。
「歳近いから話合うし、一緒におったら楽しいねんな…」
顔を真っ赤にして話す神ちゃんを見たらどんな女の子でも可愛いと思うんだろうな、なんて考えながら話を聞く。
「ほんで何で俺に相談なん」
「流星は経験豊富そうやから…」
「俺は豊富ちゃうんかい？」
わかってたけど。わかってましたけれども。とりあえず突っ込んでみる。
すると神ちゃんはちらりと流星を見て、「だってシゲは鈍感やから…」とつぶやいた。
「どうしたらいいと思う？」
「神ちゃんはどうなりたいんよ」
「…とりあえず意識してほしい」
「ほな褒めよう。可愛いとかそんなふわふわした言葉じゃなくて、笑ってる顔が可愛いとかさ。具体的に」
流星の恋愛講座が始まる。神ちゃん真面目やからメモ取ってる。部外者の俺は少し冷えたポテトをつまむ。
俺、鈍感なんかなあ…。
「シゲ」
不意に流星が俺を呼ぶ。
「ん？」
「俺ってそんなに鈍感かなあって思ってるやろ」
「え、ああ、うん」
「そういうとこ可愛い。好き」
流星が俺と目を合わせてにこっと笑った。
えっ？ 好き？
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Hana(プロフ) - ころさん» コメントありがとうございました。前作に引き続き読んでくださっているようで嬉しいです。また次作の更新を楽しみにしていてください。 (2021年8月23日 20時) (
レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - #TODAYさん» コメントありがとうございました。楽しんでいただけたようで何よりです。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
ころ(プロフ) - 完結おめでとうございす。心あったまるような愛くるしい作品をありがとうございます。とても大好きな作品です！番外編や次作がありましたら、楽しみにしてます。陰ながら応援させていただきます。 (2021年8月19日 9時) (レス) id: 6fc41468f4 (このIDを非表示/違反報告)
#TODAY(プロフ) - とても好きな作品でした。完結まで書いて下さりありがとうございました。番外編がありましたら、そちらも楽しみにしております…！ (2021年8月18日 23時) (レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2021年6月11日 22時
