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「こんにちわー」


日曜日。俺と流星は神ちゃんのマンションを訪ねた。インターホンを押すと、数秒の後にドアが開いた。


「大毅くん!流星くん!」


「お久しぶりです!」


神ちゃんのおばちゃんは相変わらず小柄で声が綺麗。
俺たちを見て嬉しそうに笑った。


「2人とも立派になって…さあ入って入って」


「お邪魔しまーす」


奥に進むと、想像よりも広いリビングのソファで神ちゃんが座っていた。


「神ちゃん!」


流星が勢いのままに神ちゃんに抱きつく。俺は苦笑い、おばちゃんは優しく見守っている。


「ぐ…流星苦しい」


「生きてた!神ちゃん生きてた!」


「流星の力強すぎて死んでまう…」


「流星、力緩めたれって」


俺が神ちゃんから流星を剥がすと、神ちゃんは何度か咳き込んだ後流星をきらきらした目で見つめた。この目は、来るぞ…。


「流星…」


「ん?」


心なしか神ちゃんがふるふる震えている。


「めっちゃイケメンやないか…」


「へ?」


「何度この顔を夢に見たか…」


「神ちゃん?」


おおう!と神ちゃんは真っ赤になった頬で両手を包んだ。そのままソファに倒れ込む。状況を把握できない流星はどんどんアホの顔になる。


「いやあ、嬉しい。シゲと流星と、また3人で会えるなんて。夢みたいや」


ソファから身を起こした神ちゃんは猫のように目を細めて笑った。

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Hana(プロフ) - ころさん» コメントありがとうございました。前作に引き続き読んでくださっているようで嬉しいです。また次作の更新を楽しみにしていてください。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - #TODAYさん» コメントありがとうございました。楽しんでいただけたようで何よりです。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
ころ(プロフ) - 完結おめでとうございす。心あったまるような愛くるしい作品をありがとうございます。とても大好きな作品です!番外編や次作がありましたら、楽しみにしてます。陰ながら応援させていただきます。 (2021年8月19日 9時) (レス) id: 6fc41468f4 (このIDを非表示/違反報告)
#TODAY(プロフ) - とても好きな作品でした。完結まで書いて下さりありがとうございました。番外編がありましたら、そちらも楽しみにしております…! (2021年8月18日 23時) (レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Hana | 作成日時:2021年6月11日 22時

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