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「中間さん！」
俺はスマホを耳に当てた。途端に声が聞こえなくなる。
「重岡くん、淳太と知り合いなんか」
状況を把握できていない�霤沈萓犬呂垢辰�り目を丸くしている。やっぱり�霤沈萓犬世辰燭鵑澄�
「中間さん！聞こえてますよね、中間さん」
呼びかけるも返事はない。ただ電話は繋がったままのようで、微かな息遣いが聞こえる。
俺は�霤沈萓犬北槐曚擦鬚靴董▲好泪曚鮗蠹呂靴拭ｚ霤沈萓犬呂修譴鮗�に当てると、落ち着いた声で呼びかけた。
「淳太？」
「…」
「なあ、返事してや。淳太」
「…」
中間さんはなかなか返事をしない。焦ったくなった俺は診察室を飛び出し、ロビーを見回した。出口の方に、見覚えのある栗色の髪の毛が見えた。
「中間さん！」
外に出て呼びかけると、中間さんはビクッと肩を震わせこちらを向いた。すでに電話は切っている様子だった。
「今から行きましょう」
「嫌や」
「なんでですか、会いたかったんじゃないんですか」
「会いたかったけど…」
消え入りそうな声を聞いてはっとする。その頬には涙が流れていた。
「もう綺麗な思い出にしておきたい、って思ってしまった。僕、弱虫やな」
「…」
「最後に大好きな声が聞けてよかった。ありがとう、重岡くん」
中間さんは涙が溜まった目を細めて笑った。その顔が、少しだけ�霤沈萓犬忙�ていた。
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Hana(プロフ) - ころさん» コメントありがとうございました。前作に引き続き読んでくださっているようで嬉しいです。また次作の更新を楽しみにしていてください。 (2021年8月23日 20時) (
レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - #TODAYさん» コメントありがとうございました。楽しんでいただけたようで何よりです。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a0a6b60e39 (このIDを非表示/違反報告)
ころ(プロフ) - 完結おめでとうございす。心あったまるような愛くるしい作品をありがとうございます。とても大好きな作品です！番外編や次作がありましたら、楽しみにしてます。陰ながら応援させていただきます。 (2021年8月19日 9時) (レス) id: 6fc41468f4 (このIDを非表示/違反報告)
#TODAY(プロフ) - とても好きな作品でした。完結まで書いて下さりありがとうございました。番外編がありましたら、そちらも楽しみにしております…！ (2021年8月18日 23時) (レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2021年6月11日 22時
