第七師団の復讐幼女 (ページ7)

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「ふじみ、ふじみ、、、。」

と、唱えながら団子のタレで机に『ふじみ』と書いた

流石にドン引きしそう。

てかもうしてる。

どういうことだよ。

タレで机に文字を書くって。

目の前の男も引いた様子で『変態だ。』という目で見ていた。

「川岸で瀕死の部下が見つかり、指で文字を書いた。」

奇行行為をしだしたと思ったらいきなり何か喋りだした。

「ご馳走さま。出口は向こうかな？」

鶴見中尉の言葉を聞いた途端男の雰囲気が不審に変わりだした。

段々黒要素が強くなっていっている。

「尾形上等兵をやったのはお前だな？」

「不死身の杉元。」

鶴見中尉は机に前のめりになり団子を二つ口に放り込んだ。

そんな不審な言葉を言い席を立った男に、ジャキッと音をさせ銃を向け、

「「座れ。」」

と二階堂が言い放った。

そんな二階堂に杉元らしき男が、

「お前らそっくりだな？銃で俺を殴ったのはどっちだ？」

「印つけとけよ。」

「おでことかに。」

と嫌味を言い放った。

あぁ、やっちまったな。こいつ。

後で殺されるな。

そう思ったのも理由がある。

一見無害そうに見えるかもしれないが、一つ言葉選びを間違えるとうっかり地雷を踏んでしまうことがある。

この前私もうっかりやってしまったことがあった。

そんな男の言葉に二階堂はぎりぃっと、歯ぎしりをして怒りをあらわにし、

「殺す、、、！」

とぼそっと囁いた。

「それと、、、。」

と男がさらに何か言おうと口を開く。

今度は何を言おうとしているのかと思いながら軍帽を深くかぶりうつむく。

もう更に二階堂を怒らせる発言するなよ。

そう思った束の間。

男はこちらを見て、

「そこのお嬢さん軍服が合っていないようだけど大丈夫か？」