第七師団の復讐幼女 (ページ19)

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そうしたらどうなるんだろう。

もがき苦しむのかなぁ？

それとも、痛みに対抗してこっちに攻撃してくる？

反応を考えるのも悪くない。

これはこれで興奮してくる。

考えているうちに体中に熱がたまってきて子宮あたりが疼いてくる。

無意識に口角が上がってくる。

「とにかくあれは私のだから。これで話はおしまい。」

そう言って杉元の様子を見に行こうと扉の前へ行った瞬間、

「ナツ殿は勇ましく誠実な御方だったよなぁ。なぁ浩平？」

「あぁ。目の前の残任な嫌われ者の少尉とは違ってな。洋平。」

その言葉が耳に入った瞬間、

気付きば、

「あぐっっ！」

「ぐはぁっっ！」

二階堂を壁に向かって結構強めの回し蹴りをくらわせていた。

ドガッドサッという音とともに二人は壁際でぐったりと弱々しい姿になっていた。

こんなことも気にせず思考を巡らせる。

なんでここであいつの名前を出した？

私がアイツのこと嫌いなの知ってるよなぁ？

『シキ！俺達ずっと、助け合って生きていこうな！！！』

やめろ。

『ナツ殿はすごいなぁ。』

『俺なら絶対に無理だぜ。あんなの。』

『それに比べて、、、。』

やめろ。

『シキちゃん。上層部の方々は皆ナツ君を気に入っている。君の努力はよく分かっている。でも、、、。』

やめろ。

あぁ。いつになったら、

この差別地獄から抜け出せるんだろう。