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一応補足をしておくがしていない。自分でも一瞬やりやがったコイツ首ねじ切るぞと思ったけど、よくよく見れば相手の指が間に挟まっていた。つまりは唇指唇という状態。
でもどうだろう、私はしゃがみこみ、ショッピ君は上から被さっている。で、それを背の高いエミさんが上から見ている。言いたい事は分かるな？
「人の部屋の前でしないでください、不快です。それとも見せ付けにきたのですか？」
こうなりますよね〜。
めちゃくちゃに悲しそうな顔で言わないでください、私が泣いちゃう……って元凶野郎貴様、笑ってんじゃねぇぞ？？余計な事言うなよ？？？
「そうだって言ったらどうします？」
よしねじ切ろう。アタイ心に決めた。
「そうですね、二度と私の前でやって欲しくないです」
「ふん、面白くないで『ちょっ！なんか誤解してるようですけど！！してないですからね！！？』……ｯﾁ」
堪らず手で×を作りながら2人の間に入り込む。
てかコイツ今舌打ちしたな？？？
「何をです、どこからどう見てもしてたじゃないですか」
『指挟まってたのでノーカンです！！』
その後も必死に訴えていたら気迫に圧されたのか「わっ、わかりました…」と頷いてくれた。この間ショッピ君が後ろで笑っていたので彼には夕食時にゾムさんをけしかけます。
最終的にはエミさんから降参されました。気迫って大事ね。
『それでですね、その、お話したい事がございまして…』
「……私もありますので、……うん、中にどうぞ」
呼吸も落ち着いたところで本来の目的を話す。と、エミさんも話があるようで。これは、家出の件を怒られるのでしょうか…
「面白すぎでしょ、じゃあ俺はこれで」
『覚悟しとけ♡』
ひとしきり笑ったショッピ君は手をヒラヒラさせて去っていった。中指立てて見送りました。
「紅茶を入れますね」
『あ、お構いなく…』
ふと最初に会った時のことを思い出した。
さて、何から話しましょう。
「よかったん？ショッピ君」
前からオスマンさんが歩いてくる。あの最中に気配は無かったから…読んだな？
「半分は今読んだけど、半分はロボロからや」
余計なお節介や、あのチビ…。
「まぁ、面白い方がいいんで」
「ふぅん…そんな感じの顔やないけどな」
「眉間に皺寄ってるで」と笑いながら指でつつかれた。
「別に。隙なんかいくらでも」
「そか、頑張り」
去っていくオスマンさんを見送り、図書館の方へ振り向いて中指を立てた。
「今回だけやで」
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
