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『着いた……』
兵士さんに道を聞きつつ、やっと訓練所に着きました。さっさとゾムさん達に付いていけばよかった…。
でも一時間掛からなかった事を褒めて頂きたい。前なら掛かってた。ここ成長ポイントだぞ？我褒めて伸びるタイプぞ？(誰にも褒められてないけど)
音がしているなぁとは思ってたけど、扉前の音の大きさよ。爆発してない？大丈夫これ？
そう思いつつ観戦用だろう、兵士が集まって見学している所に私も混ぜてもらう。どんな感じだろうかと訓練所の方に目をやれば、2vs2で手合わせが行われてい………手合わせだよね？？殺.し合いじゃないよね？？？
コネシマさんとゾムさんの能力は言わずもがな、シャークんさんの能力も体験したのでどういうものか分かるんだけど……ぶるーくさんの能力は大振り？いや、繊細……？
見たままだけど、オーラみたいなのを自分の両腕に纏わせ大きな拳を作っている。そのまま殴りつけたり、オーラを弾丸のように飛ばしたり……身体能力も合わさって狙いが正確かつ、予測できない攻撃になっているよう。それにシャークんさんの能力も合わさり……息ピッタリでゾムさんとコネシマさんを追い詰めている。あ、やばそう。
チラリと横を見れば兵士達がどちらが勝つかで賭け事をしていた。うーん、上が上なら集まってくる人間って似るんですね。
視線を戻し、手合わせを見守る。
おっと、シャークんさんの拳がコネシマさんにヒット！どっかの紫のクソ猫が「いいぞもっとやれ！」と言わんばかりの重さ。しかしそれで詰められた距離を見逃さなかったコネシマさんは腕を引っ掴んでぶん投げる。
ゾムさんはオーラの弾丸を風を纏ったナイフで弾きつつぶるーくさんに近付くも上手く距離を取られてなかなか追いつけない様子。
『これは我々チーム危うしか？』
そう呟いた瞬間、聞こえたのか聞こえてないのかゾムさんがこちらを向き、効果音が付きそうな笑顔で向かってきた。思わず一本前に踏み出す。
『手合わせ中じゃないの！？』
「そやけど！」
『集中して！？見て！コネシマさん可哀想！！』
指を差した先には能力を使って2人の攻撃を受け止める今にも死にそうなコネシマがいる。誰かトンさん呼んできてあげて(真顔)
「ちゃうんすよ！ちょっと歌って欲しいだけで！」
『ダメに決まってるが？？？』
思わず真顔でゾムさんに脳天チョップを食らわせた。仕方ないね。
「ゾムぅ！！！！！覚えとけよコラァ！！！！」
「「(なんか可哀想になってきた)」」
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
