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シャークんさんに案内されてパン屋におります。
すごい、惣菜パンとかデザートパンとか色々ある。お、カレーパンあるじゃん天才か？え、美味しそう。参考の為にマリーさんに教えてあげたい。
どれを買おうかな、と吟味していたがそういえばこの国のお金を持っていなかった。さすがに我々国と同じ通貨ではないだろうし。どっちにしろ持ってきてないけど。
『シャークんさん、お金貸してください』
「気のせいでなければ遠慮なくなってね？」
『多少図太くないとあの国で生きていけないので……』
「ゲームあげる時に遠慮してたAはどこいった」
『それはそれ、これはこれ』
美味しいものの誘惑には勝てんのですよ。大丈夫です、両替があるか分からないので物で返します。
「どれがいいの？」
『カレーパンとそこのクリームのパンですね』
「おっけ」
そう言えばシャークんさんはトレーにその2つと、他に3つ乗せて会計をしにいった。
その間に外を眺めていると、やっぱ……やっぱなんか白い生物がいる。街の人普通に撫でてるし一緒に生活してるっぽいからこの国特有の生き物とかそんなんだろう。気にしたら負けってやつだな。
「お待たせ。公園かどっかで食べようぜ」
『いいですね』
「公園こっち」とシャークんさんが先に歩く。途中で飲み物も買う。リンゴジュースを手に取りながら、久々にカ〇ピス飲みたいなーなんて思った。濃いめにして氷入れたカル〇ス最高よ。
公園まであと少しという時に雑貨屋を見つけた。「パン食ったらね」と約束を取り付ける。やったぜ。
公園にたどり着けばそこは結構広く、遊具も鉄棒やジャングルジムのようなものが少しだがあった。シャークんさん曰く、遊具はまだまだ増やす予定との事。ロープにぶら下がってターザンするやつとかブランコも楽しいぞ、と提案したら「それ採用だな」と目を輝かせていた。
空いていたベンチに座ってパンを食べる。なにこれうっま……。ますます我々国の食事情が心配になってきたぞ？この国そんなに遠くないのにこの違いはなんだ、何故なんだ。「美味そうなのに眉間に皺寄ってる…」とシャークんさんに引かれた。いや仕方ないよね！
「！、なんや今、Aが知らん奴と美味いもん食ってるような気ぃする。」
「ゾム……ついに幻覚が……」
「いや普通にキショいわ」
「お前らもうすぐ着くぞ」
「ハッ！待ってろよA、今行くで！」
『……悪寒がする』
「えっ、風邪？」
『その方がマシなんだよなぁ』
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
