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朝。
「おはよー！」
『おはようございます』
いつも通りの時間に起き、手紙だけ書いて置いてきたために何も持っていなかった私に貸してくださった服に着替えて外を眺めていたらなかむさんが起こしに来てくれた。
丁寧にノックしてくれたし、どこぞの緑みたいにいきなり入ってこない。
これが………平穏な朝、というものなのね………？(感涙)
「へっくしゅ！！」
「うわっきたな！」
「風邪か？」
「んなわけないやん、Aが俺の事、いい夫だって噂してんねや！」
「それこそないな」
「なんやと！？」
「車ｧ！！！！運転中ｩ！！！！」
……なんかどっかのコントが聞こえてきた気がしたんだけど。気のせいか。気のせいだな。
「迎えに来た！朝飯だよ！」
『朝から元気ですねぇ』
「へへ、取り柄だから〜」
そんな微笑ましい会話をしながら食堂へ向かう。当然とばかりに幹部用に連れていかれるのは慣れたくなかったなぁ…あぁ無常………。
食堂に入れば既に座っていた皆さんが、口々に「おはよう」と言ってくれるので『おはようございます』と返す。
「おはよぉ〜……」とめちゃくちゃ眠そうな声が聞こえたのでそちらを向けばぶるーくさんが船をこいでいた。……テーブルに頭ぶつけそうで怖いな？
「ぶるーくは朝弱いんで気にしないでください」
隣に座っていたきんときさんが苦笑する。
と同時に痛そうな音がした。あーあ、おでこ赤くなってら……。
「いたぁい……」
「目ぇ覚めた？」
「覚めた……」
「じゃあ食べようか」
きりやんさんそれでいいのかよ。でもぶるーくさんも普通に返事してるしいいのか…？
「「「「「『いただきます』」」」」」
余談だが昨日の夕食で普通に『いただきます』と言ったところ質問攻めにあい、気に入ったらしく使っていこうとなった。
本当すっかり忘れてたよね〜別の国に行くときは気を付けよう……。
「今日の予定は？」
「今日は書類、それから貿易とか協定の見直しかな。ちょっと最近怪しい国がいてね」
なかむさんの質問にきんときさんがすらすらと答える。何も見てないからスケジュール把握してるのか、すごいな。
ちなみになかむさんは書類の一言で眉間に深いシワが出来ております。痕残るぞ〜やめとけ〜。
「Aと遊びたいからやだ……」
なかむさん必殺！お願いポーズwithキラキラおめめ！
「どうせそうやって昨日の分もサボってるでしょ、ダメです」
きんときさんに こうかは ないようだ…… ▽
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
