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ウミガメのあとはボードゲームをして遊んだ、そりゃもうめっちゃ遊んだ。
久々にやったアナログゲームはとても楽しかった。オセロであんな盛り上がる？ってくらい盛り上がったし、トランプの七並べは「ねぇ！ハートの3止めてるの誰ェ！？」ときりやんさんがキレていた。止めていたのはスマイルさんで、終わった後に見事に負けたきりやんさんに蹴られてた。
シャークんさんが「これやろうぜ！」と持ってきた双六はマスの内容を自分たちで考えたらしく、実際にモノマネしたり謎の縛りをしたりカオスだった。ゾウのモノマネしながらブリッジするとか考えたヤツ、前に出ろ。
ゲーム中、名前の様付けは堅苦しいからなし！と言われたのでさん付けにした。でもなかむ様、貴方は王様なので、と拒否すると「やだー！！」と駄々を捏ねられたので折れた。大概私もちょろいと思う今日この頃です。
「めっちゃ遊んだー！」
一通り遊んだところでなかむさんが伸びをする。
『久々にボードゲームやりました』
あちらで城に移ってからはなんだかんだ暇だったし、遊びといったら誰が呼んだか「内ゲバ」なる本気の、ケンカ…？とはちょっと違うがバトル？みたいなもの。勿論参加なんて出来ないのでぺ神と誰が勝つか夕飯のおかずを賭けたりしてた。いや面白かったけど。
というかそもそもあの城ってアナログゲームあるのか？
どちらにせよ自分が参加する感じで遊んだのは本当に久々だった。
「へ〜、じゃあなんかゲームあげるよ！」
「何がいい？」と棚を漁り始めるなかむさん。
「とりあえずトランプでしょ」
そう言って棚から小さめのスーツケースのようなものを出してくるきりやんさん。どうやらそれに詰める気のようだ。
「犯人は踊るもいいんじゃない？」
「いや、やっぱ人狼っしょ」
「両方あげちゃえば？」
「いいね〜」
そう言って次々に詰め込まれていくアナログゲーム達。いや多くないですか？？
『ちょちょちょ、いいんですか！？』
「いいのいいの。コマとか無くした時用に同じの何個かあるし！」
「そうそう、だからお城の人達と遊んでよ。そんで今度お城の人と、俺達と一緒に遊ぼ」
「それまでにルール覚えてもらわなきゃだし」
「だから気にせず持って行って！」
にこりと笑って詰めるのを続行するなかむさん達。あーだこーだ、ケンカになりかけながらもスーツケースいっぱいにゲームを詰めてくれた。
夜、あてがわれた客室のベッドで私はそれを見て、ほんの少しだけ泣いたのだ。
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
