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『えへへ……色々あって夕食まだなので』
「そういえばお城がどっかんどっかんしてたよね、なんかあったの？」
ぶるーくさんに聞かれたので答えてもいいのか悩んだが、そういえば敵ではないのだなと考え直し今日あった事を端折りつつ話した。
「えっ、災難でしたね……！？」
きんときさんが心配そうに首を傾げる。
『もうびっくりですよ……なので夕食まだなんです』
もしかしたら私が気付いてないだけで食いっぱぐれているのかもしれないが……それは多分無いだろう。
「軽く何か食べますか？」
きんときさんが立ち上がって座席後ろの棚を漁る。缶詰やらレトルトやらお菓子やらが入っているようで色々出してくれた。
「火を使うものは車を停めないとなので、ちゃんとした夕食はもう少し進んだら作ろうと思ってて」
「なので今はこれで」とフルーツ缶やスナック菓子を出してくれた。
『むしろいいんですか？』
「全然いいですよ！」
『では遠慮なく』
笑顔で頷かれたので小袋のスナック菓子を一つ取った。なんか〇ールみたいな？うす塩味のようだ。……うん、美味しい。
その後きんときさんからワイテ国の事を聞きつつしばらく進み、今日はこの辺でと車を停め夕食を摂り、ミニベッドみたいな所を借りてその日は眠りについた。ちなみに私がミニベッドを借りてしまっている為、きんときさんとぶるーくさんはどっちがソファに寝るか真剣勝負(ジャンケン)をしていた。ぶるーくさん、コロンビア。
〜その頃の我々国〜
血相を変えて監視室へ戻ってきたロボロと鬱先生は監視カメラというカメラを巻き戻し血眼になってAを探していた。
「これが図書室……ほんでこっからどこいってん……！」
モニターを見ていた鬱先生が指を差して叫ぶ。
「いたぞロボロ！屋上や！」
「鍵かかっとらんかったん！？」
「襲撃の後やからな……鍵壊れとったんやろ……」
カメラは屋上の入り口と端にあるのだが、生憎襲撃のせいで傾いたのだろう、巻き戻して見てみてもAが話しているであろう人物が映っていなかった。
「なんでいっちゃん大事な所が映っとらんねん……！」
「……待てこれ！ここ！拡大して画像処理！」
ロボロが指をさす。そこに映っていたのは手紙を書くAの姿だった。
手元の握っているペンを拡大して画像処理をする。するとペンに書かれた模様が映し出された。
「この模様、どこかで……」
「……………………あ！思い出した！！最近出来たあの――」
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
