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車で中央通りをお城に向けて走る。
城壁だけではなく街もとても立派ですね。あ、そこのパン屋さん美味しそう…。
我々国のお城とは違い、周りを堀に囲まれているお城のようで大きな橋を渡る……んだけど、なんかお城青くないですか、なんか雰囲気怖くないですか、気のせい？
「気のせいではないなぁ」
『やっぱです？』
よく国民からOK出てるなこの城……とか思いながら門の前まで来た…ん？
『なんか門の前に蹲ってる人がいません？』
「……おるな。なんや？」
車を止めて降り、念のためと先にシャオちゃんとひとらんさんが近づいたらなんか……青い人と紺色の人と赤っぽい人が土下座…してない…？？？
「この度は」
「誠に」
「申し訳ありませんでした」
門番さん狼狽えてますよ、「こ、国王……！？」とか言って、言って、はぁ！？
『国王！？』
「なにしてん！？」
さすがのマンちゃんもびっくり。
取りあえず土下座をやめさせて応接間に行くまでに30分掛かりました。
「ほんとにほんとに……この度はうちのがほんとに……」
応接間に行ってまで土下座しようとするもんだから流石に止めて普通に座ってもらいました。落ち着いてください。
ちなみに当初室外待機予定だった私も、あのエンカウントには対応しきれずツッコミしてしまって存在がバレたので一緒にいます。あれは仕方ないと思う。
「わ、分かったから……。らっだぁ王、今日はこの手紙の真意を聞きに来てん」
マンちゃんもさっきからペースが掴み切れていない様子。しょうがないね。
「真意もなにも書いた通りなんで……なんでもします……」
「ん？今なんでもって」
「ッスーーー……」
「しゃあねぇなあ！」
『はいストップー』
この小説ギャグだけど健全目指してるからそういうのNGでーす。
シャオちゃんはひとらんさんに首を掴まれ、らっだぁ王は黄色い人…豚の着ぐるみ着た人にスリーパーホールドされてます。その人国王じゃなかったのか、いいのかよ。
「ゴホン、ちなみにゾム襲ったのは誰なん？」
マンちゃんがなんとか話進めようとしてる。頑張れ。
「えっと、この黄色い豚と緑色の恐竜です」
らっだぁ王が首をさすりながら指をさせば等の二人はそっぽを向いていた。
「俺悪くないs」
「ﾎﾞｸﾓﾜﾙｸn」
「ステイ！！！！！」
「「ｸﾞﾌｯ！！！！！」」
らっだぁ王が言い終わらないうちに二人の頭をテーブルに叩きつけた。めっちゃ痛そう……。
「これ今日中に話終わるかな…」
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
