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「これはイラついてんなー。ほんでAちゃんが入ってきたの気付いてへんな」
『規制音が仕事してくれてよかった…』
「おもろいから暫く聞いてようぜww」
『おっ、いいですね』
「これ座り」と鬱先生が適当に椅子を持ってきてくれたのでお言葉に甘えて座る。鬱先生は自分のデスクに座って持ってきた飲み物を飲みつつロボロさんの愚痴にへらへら笑っている。
要約すると修理費もそうだが直前まで気付かなかった自分に対する憤りが大半を占めている…と思ったけど襲撃者にふざけんな馬鹿4ねと罵詈雑言の方が多かった。というかよくそんなに語彙力ありますね。弑(しい)するとか初めて聞きましたよ。どこで使うんだ。
とまあ口に出した事で多少落ち着いたのかクールダウンしたようで、グルッペン総統と一言二言話すと通信を切ったらしい、喋りながらくるりとこちらを向いた。
「大先生、グルッペンが報告書だ、せっ、て………」
「アッハハハハハ！！」
『あ、どうも』
固まってしまったロボロさんに頭を下げる。鬱先生は反応が面白かったようで腹を抱えて爆笑。うむ、オチが見えた。
「言えやぁ！！！！！！」
「嫌だね！！！！こんなおもろいのに言うか！！！」
復活したロボロさんが鬱先生を追いかけ始めた。どたどた逃げ回る鬱先生に対し、ロボロさんは身軽に追いかける。部下達は慣れてるのか我関せずで仕事続行。
『今新たに壊したりなんかしたら知りませんよ』
某黒縁眼鏡赤マフラーを思い浮かべて言えば2人とも動きを止めてすごすごと席に戻る。今頃彼も大変なんだろうなぁ……。
「ゴホン……で、なんでAちゃんはここに？」
仕切り直しとひとつ咳をしてロボロさんがこちらに向いたので話す。
『あ、お礼を言いに来ました。私の場所を見つけてくれたの、ロボロさんですよね？』
「あー、半分はいで半分いいえやな」
『というと？』
「森でAちゃんを見つけたのはな、エミさんやねん」
話を聞けばこうだ。
確かに最初に見つけたのはロボロさんだった。破片を触った後の私とモブAの追いかけっこの私の声を能力で拾って場所を幹部達に教えた。だが捕まった後はそうもいかなくなった。
私が予想した通り、あのモブAの能力は音の遮断。といっても自分を中心とした半径1mとからしい。で、私が担がれてしまったものだからその範囲に入ってしまって見つけられなくなってしまった。自分はこの部屋から動けず頭を抱えていた。
「そこを見つけたのがエミさんや」
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
