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おかゆを食べてまた眠った間にも何人か様子を見に来たらしい。グルッペン総統まできたそうだ。びっくり。
トントンさんの氷は溶けにくくて氷枕にぴったりだった。こっちも治ったらお礼しなきゃな。
そんなこんなで次の日。
『ぅ、ん〜………？』
朝ご飯の時間少し前に目が覚めた。
熱は下がったようで、上半身を起こして伸びをする。
ふと足元に重みを感じた。これはデジャヴというやつですな？
『またゾムさん？』
伸びをしていた手を降ろし、足元に視線を移した。そこには緑のフードではなく、茶色の猫っ毛と紫のライダースジャケット。
『………え、ショッピ君だ』
意外〜、としばらく見つめた後にその猫っ毛を撫でる。あら柔らかい。
「ん……………ﾊｯ!」
声を上げたと思うと勢いよく頭を起こして後ろへ飛び退いた。よく眩暈しないね？
「な、なにしてるんすか！？」
『そっくりそのままお返ししよう』
「お、俺は……あの、アレっす。ぺ神さん探しに来て…いなかったんで…ロボロさんに呼んでもらって待とうかと思ったら、その、陽射しが暖かくて！そう！ちょっと眠くなっただけです！」
『猫かな……ふふっ』
ショッピ君のあまりの必死さに笑えてきてしまい吹き出す。ショッピ君は紅い顔で「な、なんすか！」と睨みつけてきたがまったく怖くない。寧ろ可愛い。
『それよりもうすぐ朝ご飯の時間じゃ？』
「話逸らしたな……今から行きますよ。Aさんにはトントンさんが持ってくると思います」
昨日の夜それで全員参加ジャンケンしたんで、といらない情報を伝えてくる。あんたらジャンケン好きね…？と呆れていたら「トップがジャンケンに限らず争い事が好きすから」と遠い目で言っていた、が、私は見逃さないぞ。そう言ってるショッピ君の口角も上がってるからな。類友かよ。
「んじゃあ俺は飯食いに行きます」
『ん、ありがとうね』
「えっ、お、俺はなんにもしてないっすよ」
『いいのいいの、早く行ってくださいな』
シッシッとジェスチャーをすれば眉間にシワを寄せながらも医務室から出ていった。
「Aさん起きとんのか？」
一呼吸置いて扉が再び開く。そこにはおぼんを持ったトントンさんがいた。
『あ、起きてますよー』
半分閉まっているカーテンのこちらから声をかける。
カーテンを完全に開けたトントンさんが不思議そうな顔で聞いてきた。
「ショッピ君が紅い顔でこっちの方から走ってきたんやけど、心当たりある？」
『ん？…………まぁ？』
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ぺんぎん☆ - はぇー神か(語彙力皆無) 応援してます！頑張ってください！ (2020年3月4日 23時) (
レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - zmさんの勢いが良くて笑ってしまいました…wwこの作品part1の時から好きなので体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月27日 17時) (レス) id: 8d56014de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2019年10月24日 2時
